土曜日夕方は購入したLuminをアップすると思うので、連投します。
機材のシャーシの作り変えは、私の30年来の願望なのでオールナイトしました。
という事で、SUSシャーシの取り付け作業をやってみました。
板断面周辺の9カ所のφ3mmをボール盤でφ3.7㎜に変更。
さすがにキャリパー測定でのCAD設計なので、全ネジがピッタリ嵌ります。
9個のスリットは、またカーボントップパネル同様、パンチングメタルを入れてみますかね。
ただ、純正がパンチングメタルにしている理由が何となく分かりました。
赤枠内のネジは、メインフレームから立ち上がっているステーに空いているネジ穴に取り付けますが↓
ところが、このステーがメインフレームに鍋ネジで止まっています↓
鍋ネジで止めるとどうなるかというと、3mmネジでおおよそ上下左右に0.5mmネジ位置がズレます。
なので、恐らく組み立ての度にネジ穴がズレてしまうので、組み立て時にその都度機械加工でパンチングメタルのネジ部分を切断して1台1台組み立てていますね。
如何にも現物合わせで切断した痕跡が見えます(これはまだ奇麗に切断してある方)↓
これが私が作ったようなしっかりした板なら、穴を拡大するしかありません。
そうすると、ズレる穴の大きさにもよりますが、見た目も悪くなりますね。
なので、肉厚シャーシにしたくとも出来ないという事でしょう。
例えばの話、下の2台は同じサイズのシャーシですが↓
上記の赤枠のネジ4箇所が組み立ての度にズレるので、シャーシを交換してもネジ止めできない可能性があります。
実際、双方で交換して合わせてみると、1~2カ所くらいネジ穴が合いません。
リューターで削る等の対応が必要でしょうね。
まあ、私のように、組み上がった機材を採寸して作り直すのは問題はありませんが。
この後、インシュレーターを取り付け試聴してみました。
音質的には如何か?というと、SUSシャーシは雑味が無くなって聞きやすくなります。
純正のSPCCパンチングメタル・シャーシだと、比べると中高域で歪んで?聞こえる事があります。
それは深刻な話ではなく、あくまで比べてみればの話ですが。
個人的にはこちらの方がカーボンより好みかな。
カーボンは低域フェチには良いのでしょうが、私は良い塩梅に出てればそれで良いので。
ただ、オーディオ仲間の友人に、「低域フェチじゃないっていう人が出してる音じゃない」と言われましたが。
今度、C2801(黄銅)でもシャーシを作ってみようと思います。
電気伝導率が上がるので、仮想アースや大地アースと繋げたら良くなるのではないですかね。多分。
ちなみに、KOJOの仮想アースは内部に真鍮が使われています。







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