2年前、在庫が切れると思って¥3,249で直輸入盤を入手しましたが、今でも売れているようで正規版の在庫もあります。[:image1:] アナログにドップリと漬かって5年目になりますが、昨年末、3台目のアナログプレーヤーとして、あのKP-9010を入手し早速聴いてみました。CDにはない音の厚みと、単体製品並みの良質なトーンアームを搭載しているKP-9010の雑味のない音質が相まって極上サウンドで聴くことができました。カートリッジはオーディオテクニカのVM740MLと言うマイクロリニア針の中堅カートリッジです。
直接聴くと片面当たりの収録時間が短く、盤を引っ繰り返すのが面倒なため、48kHz、24bitでパソコンに取り込んでしまいました。これ、職場の同僚に話すと「意味ない!」と突っ込まれ退(ひ)かれてしまいますが、それなりに突き詰めた装置で聴くとCDとは別物と言うくらい違います。直接聴いてしまうとレコードや針先の摩耗も気になりますが、温度変化による音質変化やホコリの付着を防ぐことができ、48kHz、24bitで取り込むと、かなり本物と近い音質で聴くことができるどころか、アナログの緩さとデジタルの硬質感がちょうど塩梅の良い音質となって聴き応えもあります。
Perfumeの場合、制作時も44.1kHzサンプリング、16bit量子化で収録されているようで、制作側の一部では無闇なハイレゾ化は音の線が細くなるため敬遠されています。素人の自分でもアナログレコードを様々なフォーマットで取り込んでみた時と同じような印象です。
ちょっと、紙質の悪いジャケットですが、透明度の高いツルピカのジャケ袋に装着すると、あたかもコーティングされたような見ごたえのあるジャケットになります。中古レコード店でも商品の見栄えを良くするため使われていますので「これと同じヤツ売って下さい」と言えば1枚単位で売ってくれます。
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