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本日の金曜でやっと長い休暇の消化が満了します。まだ土日もありますが今日は感染対策を万全にして食材調達の予定です。
今回のタイトルは最後にボヤきたいチェックディスクがあるため(カーペンターズではなくAyaのほうです。)、CD黎明期から入手した来たチェックディスク等について、他人様のブログにもリンクして手抜きをしながら日記にまとめたいと思います。
・CDワンダー・ランド おもしろビックリ・ザCD
1984年の冬にSONYのCDP-102¥89,800(1985年頃)を購入し、マリーン、スクエア、聖子さんのCDと同時期に入手したチェック兼デモCDです。いずれも薄い特殊ケースに収容され、カギ型の特殊な溝が掘られていますから、当時はSONY製のCDチェンジャーやカーオーディオなどにケースに収容したままセットできるよう目論んだと思いますが、日の目を見ないまま、完全にポシャってます。
1トラック目にザ・スクェアの「君はハリケーン」が収録され、そのツルツルピカピカ音質にタマげたものでした。詳細はddbj2様のサイトにリンクします。
・SUPER AUDIO CHECK CD 2
正確なテスト信号が欲しくて注文して入手した記憶があります。当時からCDの音質がどうのこうのと言う説はありましたが、オシロスコープでCDプレーヤーから出る波形を観察すると「ピー」とか「プー」と聴こえる典型的な波型波形の正弦波の再現は完璧でした。[:image2:] その一方、レコードやテープの同じ波形は崩れているのが一目瞭然でした。具体的に言うと例えば1kHzの最もキカイが扱いやすい正弦波でもアナログ機器は余計な音がつきまとって音が濁ってしまい「ビー」とか「ブー」に近づいてしまいます。
このチェックディスクでは職場からオシロスコープを借りてリサージュ波形を表示させ、手持ちの3ヘッドカセットデッキのアジマス調整に活用しました。
これで思い知ったのがカセットデッキってテープを出し入れしただけでも特性が変わってしまい、結局、テープ録音の限界を知ってデジタル時代になってもテープものの録音機材は買わないことにしました。本音としては昔欲しかった2トラ38cm/sのオープンリールが音質が素晴らしいため欲しいのですが良好なコンディションを維持するのが極めて大変なため自粛しています。
・AUDIO STAKKATO2
地元で開催されたオーディオフェア会場で安かったので買った記憶があります。クラシック曲のほか野生動物や乗り物の音などとても生々しく収録されています。
特にスズメバチが接近したかのような野ネズミの声にはビックリしますが、そのほかにも蛙や犬の鳴き声やなども日本の生き物とは、かなり違うのが印象的でした。
それから、トラック26にはポルシェ956のエンジン始動音が収録されていて、若かりし頃は友人が車に同乗した際、車の始動と同時に大音量で再生すると面白かったですね。
・DENON オーディオ・チェックSACD
SACDプレーヤーを入手してスグに購入しました。やはり何と言っても30kHzのテスト信号でアンプもスピーカーも対応しているのに、当然全く聴こえませんでした。生楽器だと皮膚で感じ取れると言う人もいるけど、それは30kHzが倍音成分であって基音となる15kHzや7500Hzの鳴り方から倍音成分の有無を感じ取っているのだと思います。
・Aya Authentic Audio Check(SACD)
オーディオショップ主催の試聴会でアキュフェーズの会場で用いられていましたので2年かけて入手しました。ネットでも余り詳しい情報は少なく、ドイツ製ですが、B&W(Bowers & Wilkins)技術協力ということくらいしか分かりません。
収録曲は多彩で男性ボーカルや女性ボーカル曲の他、民族楽器などのアコースティック楽器を使った演奏などB&Wの高級スピーカーで鳴らすとモノ凄くリアルに聞こえるような曲ばかり。
とりあえず、デモ・ディスクを自宅で聴くとどのように鳴るのか判るしデモ会場のような音質で聴くのに数千万円も投資すべきか客観的に判断でき、入手当時は絶望的な落差でしたが、現在はそれほどの落差を感じなくなりました。
そして、36年前のDIATONE DS-2000(168,000 1台1985年発売)が水を得た魚のように鳴ってしまうのが恐ろしいです。(その割に音楽を聴いて楽しいスピーカーでもありませんが‥)
私は極度にコスパの良い中古のオーディオ好きで探索時はこのテスト用ディスクを持ち歩いています。
最近もSACD対応ユニバーサルプレーヤーの高額ジャンク機をこのディスクでチェックしたら無事パスしたので持ち帰りましたが、自宅ではこのディスク以外のSACDを再生できなかったため数万円が無駄になってしまいました。
このチェックディスクには全く罪がありませんが、おそらく国産のハイブリットSACDがプレーヤーで読み取れる規格ギリギリで製造されているのに対し、ドイツ製のこのディスクは、ディスク読み取り性能が劣化したSACDプレーヤーでも苦労しないで読み取れるよう、規格に余裕を持って製造されているのと思います。
【追加】CDワンダーランド2~おもしろ・どっきり・ザ・CD
ご紹介を失念してました。CD商品番号で検索しても出てこないので難儀しました。「CDワンダーランド1」から数年後、タイトルからして「なるほど・ザ・ワールド」が放送していた頃でしょうか。中古で入手しましたが、最初の左右チェックのアナウンスが「1」のアナウンサーのように冷静なアナウンスじゃなく、歌のお姉さんのように必要以上に親しみやすいのが、こっ恥ずかしかったです。
このチェックディスクには、河合その子さんの「涙のジャスミンLOVE」と松本典子さんの「さよならと言われて」の珠玉の2曲が収録されていて、それ以上でもそれ以下でもないのですが、ビデオ編集に凝っていた時期、このCDや「1」に収録されていた自然環境音を良く使わせてもらいました。
【追記】こうやって手持ちのディスクを1枚づつ検索して見ると意外と面白く、午前中に出かける予定が記事にリンクを貼りながら人様のサイトを見ていると興味深く、お昼になってしまいました。もしかして手持ちソフトが超レアモノになっていて数万円のプレミア価格になっていないかと、ちょっと期待もし検索しましたが、残念ながらそういうことは有りませんでした~
本日午後からは、そのプレミア価格でアマゾンで注文してしまった初期盤のSACDが到着予定でBDP-LX88で聴いたインプレを追記する予定です。こんなプレミアSACDは手持ちの機材が予想以上に高額で買い取ってもらった時くらいしか注文する勇気もありませんでしたので‥(汗)
【カーペンターズ Singles 1969-1981】(SACD)[:image1:] 昼寝から目が覚めた頃、郵便バイクが来てポストに入れて行ってくれました。1万円以上のプレミア価格ですが、以前から欲しかった作品で今回入手したのは輸入盤CDケースの初期盤です。
2011年にSACDプレーヤーを入手した頃からプレミア価格で10年以上モタモタしていたら更に倍の価格になっていました。2008年のユニバーサル・スタジオ火災でカーペンターズの大半のマスターテープも消失したようで、リチャードが残っている複製をかき集めた等々の記事も検索できますから、なおさら高騰したのかもしれません。
今回は中古のBDP-LX88を格安で購入でき、下取りさせた機材も予想以上でしたので、自分自身へのご祝儀的に注文してしまいました。もちろん中古店から二重にふんだくられた訳ですが‥アマゾンでのレビューも素晴らしく昔からのファンだったことも決断を後押ししました。
レビューにもあるようにDSD5.1chマルチチャンネル音声に大いに期待していました。そのため、HDMI接続でDSD5.1chマルチチャンネル信号が同社製のAVアンプに直結できるパイオニアのBDP-LX88を探していたのです。
一説によればヴォーカルと各楽器がマルチチャンネルに配置されている曲があるとのことですが、今の所見つかりません。と言うか、センターチャンネルのみにヴォーカルのみが配置された楽曲がなく、左右のスピーカーにもシッカリとヴォーカルが入っていて、実際は4チャンネルでのリミックスなのかな?と言うのが正解かもしれません。(補足)最後のトラック21の「Calling Occupants of Interplanetary Craft」で合成したエイリアンの声が完全に後方定位しドラムや他の楽器も全チャンネルを使っていましたが、基本4チャンネル構成のリミックスはキープされていました。
作品的にも音質的にも全く文句の付けようがないほど素晴らしいのですが、マルチチャンネル音声に関しては、現在、ほぼ定価+αで入手できるリンダ・ロンシュタットのSACD「ホワッツ・ニュー」のほうが正にセンターチャンネルのみにヴォーカルを配置し、センタースピーカーの配線を外すと即カラオケになってしまうため、そういう意味でスゴイリミックスだと思います。
「カーペンターズがイマイチに聴こえるのはオマエの耳と使っているキカイがイマイチだからだ!」と言うご批判は甘んじて受け入れますが、私のような者が過剰に期待してしまわないよう率直に記しました。
これも率直に記しますが、もしかしたら30年前に地元のホームセンターで入手したカーペンターズのバチモン的激安CDですが「オンリー・イエスタディ」に限っては、ウソみたいですが、今回のSACD盤のCD層より音質が良いかもしれません。
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