今回も食べ物の写真をアイキャッチにしました。山形県大石田町の大板(おおいた)蕎麦でございます。昨年末は体調を崩してしまいましたが、2023年に入ってからは昨年のウチに厄が祓われたのか体調も回復し精力的に中古店巡りをしています。1月以降に入手したアナログ盤とCD。それから誰も興味ないと思いますがLDシングルもレビューいたします。
【アナログ盤】今年1月4日、閉店セールの中古店で松任谷由実さんのアルバム11枚を安価に入手し、残り4枚でアナログ盤19作品が揃う状態です。その後の中古店巡りで残り4枚のうち2枚(「コバルトアワー」と「悲しいほどお天気」)を入手しました。近年のシティポップレコード人気で両者ともレコードの帯がない割には1000円強でしたが、今や山下達郎氏のアナログ盤は1万近い価格で流通していますから「原価より安いか」と入手しました。「コバルトアワー」のほうは年代や値段なりの盤質でしたが、「悲しいほどお天気」はジャケットが微妙に日焼けした外観を裏切って殆ど針を通していない中身で超高音域も遠慮なく出るCDのようなクリアな音質・・あらためてアナログ盤の物理的な劣化って大きいなと思った次第です。
上の写真は1月15日に岩手県矢巾町のビックガレージで1枚110円で入手したポール・モーリアの45回転盤「オリーブの首飾り」とカーペンターズの「NOW&THEN」。「オリーブの首飾り」はジャケットの状態が良く綺麗な帯がついていたので入手しました。この曲は1970年代後半、ワインのCM曲に使われ、その後は手品の定番曲になるほど有名になりCDも含めポール・モーリアの様々なアルバムに収録されていますが何世代もダビングしたマスターテープが使われることが多くて意外と優秀録音は少なく、この45回転盤はテープのヒスノイズが皆無で遠慮なく重低音も入っている優秀録音盤と言えるでしょう。その他のポール・モーリアの優秀録音盤としては、テクニクスが当時の同社ステレオ装置を購入した方にサービスしていた「ロマンチック世界の旅」と言う非売品のアナログ盤が33回転盤ですけれど、ちょっとドンシャリ気味でお下品な録音の45回転盤より上質な録音です。
「NOW&THEN」はカーペンターズが1973年に発表した通算5作目のアルバム(Wikipediaより)でシング 、マスカレード 、イエスタデイ・ワンス・モアのほかベスト盤などに収録される機会が少ない、ジャンバラヤが収録され、全般的に音質イマイチなカーペンターズのアナログ盤の中にあって予想以上に音質の良い盤です。
【CD】ホリー・コール嬢のSACD「DON’T SMOKE IN BED」を入手してから、アコスの住人様からご紹介のあった「BLAME IT ON MY YOUTH」をネット通販のほか、中古店でたまたま見つけた「YESTERDAY&TODAY」を両者とも400円くらいで入手できました。「BLAME IT ON MY YOUTH」は素敵なジャケットですが当方にはジャズ度が濃厚過ぎるようで彼女のベスト盤である「YESTERDAY&TODAY」のほうが気楽に聴ける印象です。
【LDシングル】今や再生する機械のほうが絶滅しそうなLDシングルですが、当時はアクリル製で重たく劣化し易い30cm盤と異なり、CDと同じポリカーボネート製で軽くて取り扱いやすく、例えば現在のCD用の薄い透明ケースなどに入れられてLDの黎明期からリリースされていればアーティストのPVリリース用として、それなりに普及していたかも知れません。(初期の20cm盤は重たい2層アクリル製で古いプレーヤーで再生できましたが、新しいLDシングルを古いプレーヤーで再生する場合は似たような20cm盤を重ねて再生する必要があり面倒。新しいプレーヤーだとそのまま再生可能だが既にその頃はLDの売り上げが落ちていた・・)
・Wink「Heart On Wave~Heart On WaveⅣ」 このHeart On Waveシリーズには5や6もあったようで当方は初盤しか知りませんでした。普通なら2枚目か3枚目あたりで作品的なピークを迎えるのですが、Winkの場合は初盤に最もチカラが入っていたようでⅡ以降は惰性で制作していた印象。操り人形のようなお二人がちょっとお気の毒な印象です。
・Tokyo Performance Doll「VIDEO Cha-DANCE vol.3」は1991年6月にリリースされた作品で意外と歌もダンスも本格的だったんですね。知っているメンバーは篠原涼子さんくらいですが、彼女は当時からセンター的なポジションでメンバーの中ではスタイルとルックスと歌唱力が圧倒的。ライブパフォーマンスで場数もこなしていたことから、小室氏と組んだ「恋しさとせつなさと‥」の200万枚ヒットも偶然ではなかったのかもしれません。後年、仲間由紀恵さんもメンバーに一時在籍していたんですね。(Wikipediaより)
・和久井映見「インヴィジブル」 今ではポッチャリとした人の良さそうな中年オバサン役で多数のドラマに出演されてますが、22歳当時はアイドル歌手として売り出そうとしていたのですね。当時からポッチャリ気味で歌唱力も微妙ですが画質はかなり良いです。1994年のドラマ「夏子の酒」では素晴らしい演技で、現在では主役こそありませんが大切な脇役として活躍されてますね。
・EPO 「Everybody Knows」1989年にロンドンで制作したビデオクリップと現地でのライブでバブル時代ならではの豪華メンバーと共演されてます。作品的には素晴らしいのですが彼女は昔から微妙に馬面気味でちょっとルックス的に苦手でございます。
・テレサ・テン ビデオコレクション~涙の条件~表題曲のほか、「つぐない」、「時の流れに身をまかせ」、「別れの予感」と大ヒット曲が収録されていますが「リップシンク命」な当方をあざ笑うかのようにカナリ適当な寄せ集め的な動画が入っていて本人出演カラオケLD用の動画を使った感じ・・(汗)
【EP盤】平尾昌晃・畑中葉子「カナダからの手紙」 矢巾町の「ビッグハウス」の視聴盤コーナーにあったのを110円で捕獲しました。ある年代以降なら誰でもご存知の1978年の大ヒット曲でビクター音産謹製でマトモな音質です。当時70万枚も売れたようで、あれだけ売れたにも関わらず畑中葉子さんは、その後のヒット曲に恵まれずセクシー女優として転落人生を歩まれてしまいますが、当時は畑中葉子さんに収益が入らないような契約だったのか・・単なるイメージでしかありませんが強い権限のあった作曲家ですから何とかして彼女を救済できなかったのか(それとも、あの方法しかなかったのか?)・・お亡くなりになった平尾昌晃氏ですが当時は良い印象はありませんでしたね。
【山形県遠征】当初はEVのARISTOCRAT2が入手できたことから庄内方面には行かない予定でしたが1月19日(木)の休日にアルトで外出したら無性に山形の蕎麦が食べたくなったので向かってしまいました。・わら口そば屋(山形県北村山郡大石田町大浦943) 茅葺き屋根の建物で営業し、冬季の平日なんてやってないだろうと思って電話をしたら10時半から営業していると言うので現地に行きました。それほど遠くない場所には「七兵衛そば」など次年子地区の有名な蕎麦屋もありますが、それらは黒い粒のある田舎蕎麦で、わら口(ぐち)そば屋は更科系の白っぽい上品な粉を使った手打ち蕎麦です。リンク先では「大阪そば」900円と記されていますが「大板(おおいた)そば」の誤記です。美味しい漬物や天ぷらも付いて蕎麦の量が多く満腹になっての900円ですからかなり満足できると思います。店内には用心棒?として耳の遠いお爺さんが居ますが耳が遠すぎて会話にならないため、お気になさらないで下さい。
・ハードオフ酒田店 蕎麦屋から1.5時間くらいで行けるので昨年の8月以来に寄ってみました。東北各地のハードオフの中でもオーディオ機器は充実しているほうで、以前から狙っていたEV ARISTOCRAT2(49.5万)のほか、同店のネットモールには掲載していないB&Wの新旧804シリーズが定価の半額ほどで売っていました。この店舗はCDとアナログ盤も充実していて山下達郎氏や竹内まりやさんなど往年のシティーポップ盤が4000円から8000円くらいと高額で展示されていました。当方は余程の理由がないと中古を定価を超える値段で買うつもりはないけれど自分が持っている盤も高額で売られているのでもう少し経ったら高額で処分する方策もあるのではと妄想。
・ハードオフ鶴岡店 昨年8月にパイオニアのリボンツイーターを安価に買い求めたけれどJBL4770Aに増設するのが面倒で未だに放置中。この店舗もオーディオコーナーにチカラを入れていて眺めるだけでも楽しい。ここでは松任谷由実さんのジャケットが若干日焼けした「悲しいほどお天気」を1100円で買い求めたが、ほぼ中身は新品で予想外!自分的にはこういうのが中古店探索の醍醐味と思っています。(笑)
今回は失念したけれど鶴岡市内にはシーディーブレインレコーズと言うCDよりも中古レコードが多すぎる店もあって以前は鶴岡市内中心部で車が1台しか駐車できなかったけど、現在は移転して車が2台停められるようです。(汗)
以前の店舗ではレコードが粗大ごみのようにダンボールに入ったまま雑に取り扱われていて探すのも大変。その割にお値段だけは立派だったけど在庫が豊富ですから参考まで記します。専門家さんの古いレポートを参考にして下さい。
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