今朝(2/18)はかなりの降雪でした。いつもなら中型除雪機1往復でクルマが通れるようになるのですが私道を2往復除雪して何とかなりました。
タイトルのとおり、先日ディスクが取り出せなくなったパイオニア両面再生モデルDVL-919をラックから撤去し、何とか復活しないものかと分解してみましたがキカイのほうがピクリとも反応せず全くヤル気なし・・ディスクだけレスキューし、例によって例のごとく地元ハードオフから店舗を見て回り2軒目でマランツCDV780と言うモデルを2万弱で入手・・両面再生モデルは2台使って短命だったので今回は片面再生モデルにしました。無難に再生できてれば投稿もしなかったのですが、存外な高画質&高音質だったことから、皆さん誰も興味ないと思いますけど自己満的投稿をします。 このマランツのCDV780と言うモデルはネットで検索しても情報が少なく1988年リリースで定価:16.4万円、重量17kg、D/AコンバーターにPhilips社のTDA1541A-S1を採用している情報のみで、おそらく重量とお値段からして1997年後期リリースのパイオニアCLD-99SのOEM機と思います。金属製サイドパネルなどで重量がオリジナルより5kgくらい増え、サイドパネルが支障になって自作ラックに入らないため片方を外しましたが片方で優に1.5kgくらいあります。
これまでLD-X1やS1も含めLDプレイヤーは5台以上使ってきましたがパイオニアやOEM機は画質が一定水準にあり、定価40万のLD-X1も驚くほど画質が良かった訳じゃなかったけれど、今回入手したモデルは水平解像度が実測で450本と素晴らしい画質でした。(とは言ってもSD画質ですからハイビジョンと比べ物になりませんが‥)
それでも、自分的に貴重なLDコンテンツがCDV780⇒HM-DHX1(D-VHS機が2K化)⇒iリンク接続⇒DMR-BZT900(BDレコーダーでHDMI化)⇒SC-LX901(AVレシーバで4K化)と言う複雑経路で4Kアップコンバートすると70インチ画面でも鑑賞に耐え、NHKの4Kリマスター番組と遜色ない画質。特にフル・アナログ収録のパイオニア1986年リリースの非売品デモディスク「DEMONSTRATION」(LVAP-101A)はLD-X1でイマイチだったのが素晴らしい画質で再生できて感激しています。
なお、D-VHSを省いてCDV780からDMR-BZT900にアナログ直結するとSD解像度のままHDMI信号になってしまいアプコン画質は見るに耐えないことから、ビクターのD-VHS機で2Kアプコン化できるのが画質向上に効いているのは間違いないのです。
取説にも専門誌でも何も触れられておらず開発陣の裏ワザだったのか?
そもそもLDなどのアナログ外部入力をiリンク端子でデジタル出力できるのがマズイのかも知れませんし、アナログ記録のS-VHSテープもデジタル変換でき隅々まで見渡せるような画質になります。掲載画面は「渚の妖精たち」モデルは中山恵美さんで定価4600円のビクター謹製の珍しいS-VHSソフトで1990年に購入し大切に保管してます。当時はビクターのS-VHSデッキでビクターのテレビにS端子接続で鑑賞するとLDよりキレイでした。現在、客観的に見ると輝度信号が崩れかけ色信号も膨張してますが、あれから35年後でもここまで再現できれば御の字でしょう!
自分の年齢的にも、このLDプレイヤーで最後にして手持ちのLDコンテンツ(特に再発されないようなライブものなど)をBDレコーダーにバックアップして置きたいと思っています。
ちなみにトップのアイキャッチ画像のモデルさんは非売品のデモディスクに収録され、確か麻倉怜士氏(だったような・・間違っていたらゴメンナサイ)が、「彼女のピンク色の口元がドット妨害でハミ出さないよう各メーカーのY/C分離回路が櫛形フィルターから3次元フィルターに進化・・(略)・・撮影当時の彼女は初々しかったけどテレビにも出演するようになり・・(以下省略)」と専門誌に「カラーガールの悲哀」的なタイトルで投稿していた記憶があり、あくまでも当方のオボロゲな記憶で専門誌もとっくに処分したので実際の記事と違うかも知れません。
今や映像信号のデジタル処理とディスプレイの進化のおかげか、あのLDの画質でも、ここまでアプコン表示でき、当方がスマホで適当に撮影してもパッと見でハイビジョン画質を彷彿させるのですから技術の進化は有り難く、将来的にLDを処分することになった場合でも、これくらいの画質で残しておけばLDたちも成仏できるかも?・・パイオニア後期のデモディスクにはハイビジョンカメラで撮影しフルデジタル編集した1988年リリースの「DEMONSTRATION Ⅱ」(LVAP-102)もあり、高精細信号の変調度が高いことからLD-X1では素晴らしい画質でしたが、今回のマランツCDV780はギラギラしたノイズが目立ってしまい、かえってフル・アナログ収録で高精細信号の変調度がだら下がりな特性の初代デモディスクのほうがキレイに見えてしまうのが皮肉ですね。
レーザーディスクのほか、VHDやS-VHS、EDベータなどのイニシエの「昭和」フォーマットで何かディープな思い出がございましたら、ぜひ、コメントをお寄せ下さい。(笑)
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