関東でも例年より1週間以上も早まった今年の入梅。
シトシトジメジメした空気を吹き飛ばそうと、毎月恒例となった出水電器の試聴会に出かけてきた。
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昨月の試聴会と基本は変らぬセッティングであったが、参加メンバーは常連を含め6名のギャラリーに加え、建築設計+音響設計のエイ・アンド・エイ・デザインを主宰されている山本氏、出川式電源や最近は電源に混入する高周波を除去する装置を開発したA&R Labを主宰されている出川氏に音元出版のN氏という顔ぶれで、いつものように缶ビールを飲みながら和気あいあいで進んでいった。
山本氏はオーディオルームやコンサートホールでの音響について数々の実績を積み重ねられていて、オーディオ・ホームシアターのための建築・音響設計をされる際、電源工事を出水電器に依頼される関係で、今回試聴会に初参加された。
今回も参加者からの持込みCDをDPATにリッピングして聴いていくスタイルで進んでいった。
PCでのリッピング操作に慣れた方なら、使用ソフトは違えども直ぐに覚えることができる。
音元出版のN氏が話されていたように、どのジャンルの音源も高い次元で再生してくれるシステムに仕上がった出水電器の試聴室である。
何時聴いてもDPATから再生する音楽は素晴しいものであるが、慣れてくるとわかってきた不便な点は、試聴会なら特に問題になることではないが、楽曲を連続して再生したり、楽曲の途中からの再生ができないことである。
それでも、それらは再生ソフトの改良でいつかは解消されるのだろう。
ここで常連のM氏が「マイブーム」だという持ち込んだジョニ・ミッチェルのミンガスというDISKを聴かせてくれたが、これがなかなかよい。
同好の氏だけで音量を気にせず聴く楽しみが試聴会の魅力。
3Way化され音楽性が益々増したオーディオシステムも、次回はリボンツィーターのホワイトノイズを更に低減するよう調整されるとか。
試聴会お開き後はいつものように居酒屋きさらぎでの懇親会。
飲んで語って楽しいひと時を過ごして散会した。
日曜日に行こうと計画していた、東日本大震災チャリティー東京慈恵会医科大学音楽部第100回定期演奏会(サントリーホール)は、残念ながら前売り完売で当日券はでないとのこと。
台風2号も近づくことだし、今日は大人しくしておこうか。
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