naskor邸とdaisuke邸を相互訪問

日記・雑記
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土曜日の小生宅でのオフ会の興奮も冷めやらないまま、翌日曜日の昼から相互訪問ということで、daisuke邸とnaskor邸を訪問して、その音を聴かせていただきました。

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Rayさんは生憎所用のため訪問させていただくことは叶いませんでしたが、これは次回の楽しみとしておきます。

夕方のフライトで単身赴任先の東京に移動しなければならない小生のため、daisukeさんが自家用車で小生宅まで迎えにきていただき、まずはnaskorさん宅を訪問させていただきましたが、そこではCD再生の上を行く魅惑のアナログ世界が待ち受けていました。

この夏に大規模修繕を終えられたばかりのマンション1階がnaskor邸。
中に通されると玄関脇には階段があり、2階建てで内部は戸建感覚に使えるメゾネットタイプとのことです。

1階部分はLDKで広いテラスがあり、1階部分ということで階下への音の心配は無用という好環境のリスニングルームに、展開されるオーディオシステムがこれ。

TAOCの名機、FC5000がその存在感を主張し、アンプ群はこれも名機の誉れ高い英国のROXANセパレートアンプで、パワーはモノブロック構成とされています。

CDPはマランツのクロック換装バージョンをトランスポートとし、ソウルノートのDACチューンバージョンを介してプリアンプに接続されています。

アナログはこれもROXANのプレーヤーにトライオード製の真空管式フォノイコライザーをオーディオ工房で改装したTRV-EQ3SE/Ak プレミアムの2010年バージョン。

同一ソフトをCD再生とアナログ再生とで聴き比べさせていただきましたが、ソフトによってはアナログの方がより実在感があり、「何か」を失ったかのようなCD再生になってしまうのを耳にすると、アナログ再生に夢中になられているnaskorさんやRayさんの気持ちもよくわかります。

いつまでも聴いていたいところですが、夕方のフライトで東京に戻らねばならない小生のため、もう1軒の訪問先であるdaisuke邸に移動します。

小生宅からだと車で15~20分でしょうか。
閑静な住宅街にあるdaisuke邸は、この夏に賃貸マンションから引っ越しされ、出水電器の施工により幹線引き込みから10回路専用電源工事を実施されています。
戸建への引越しで、マイ柱上トランスを目論まれていましたが、これは土壇場で関電の判断により断念されたということですが、電源環境としてはマンションの小生宅とは比べ物にならないほど強力です。

14畳ある専用のオーディオルームに案内されるとそこはハイエンドの世界。

小生同様に出川式電源を搭載したFASTのフラッグシップセパレートアンプをお使いのdaisukeさんは、最近ラックスのCDPもクロック交換と出川式電源への改造を出川さんにお願いされたばかりです。

会津塗りの黒漆仕上げが素晴しいFASTセパレート。
プリは200ボルト出川式電源で前段に12AX7の真空管を使用したC100、パワーは同じく200ボルト出川式電源を搭載したモノラルアンプM600で、600ワットのハイパワーを誇ります。
真空管は、小生が推奨したビンテージNOS管のMullard‐ECC83に換装されていますが、その他は電源ケーブル以外はノーマルのまま。

ケーブル類も、オーグラインなどハイエンドなものを使用されていますが、なんといってもSPに目がいきますね。
そう、Joseph Audio(ジョセフ・オーディオ)のPearl(パール) です。

明るい部屋にマッチしたパールの独特のフォルムが美しいですね。

実は、小生宅のFASTアンプを200ボルト出川式に改造して、その納品のため出水電器の島元社長が小生宅を訪問され、専用分電盤の200ボルト変更工事を行っていただいた際、当時はALLION200ボルト仕様を使われてたdaisukeさんが同行されたのが、そもそものお付き合いの始まり。

研究熱心でオーディオ再生の理想をとことん追求されるdaisuke邸は、その後あれよあれよという間に、SPは変るは、アンプは変るは、ケーブルは変るは・・・・・・・(^^ゞ

そんなdaisukeさんが、賃貸マンションの小さな部屋ではとうとう我慢ができずに、理想のリスニング環境を手に入れるべく、中古とはいえ、素晴しい環境の戸建を購入されたのは、小生が丁度部屋のリフォームを検討していた頃ですから、桁が違います。

さて、2年間鳴らされたパールの音はどうでしょうか。
同行されたnaskorさんと、ゆったりしたソファーに体を預けて聴かせていただきます。

とてもハイスピードな高域と下までしっかり伸びた超低音域が、daisukeさんをして「ウイルソンと聴き比べて圧倒的にこれが良かったので導入を決めました」とおっしゃたのがよくわかります。
普通なら、海外製のハイエンドアンプ群が取り揃えられるところですが、FASTのドライブ能力を信頼されてのこと。
難をいうと、電源トランスからだと思われる変調ノイズが、無音時にSPから漏れ聴こえること。

SNが高いからこそ聴こえるのだと思いますが、これの対策にはまだまだ試行錯誤が必要でしょうね。
daisukeさん好みに仕上げられた現在の音づくりは、しかしながら中音域のエネルギーが抑えられた逆カマボコの特性のように見受けられました。
これにはまずnaskorさんが鋭く反応されて指摘をされましたが、SPセッティングやケーブル類の選択変更だけで改善できるかどうかは判りません。

しかし、daisukeさんのような研究熱心なかたなら、遠からずフラットで中音域のエネルギーに満ち満ちたサウンドを聴かせてくれるようになるでしょうね。

この週末は関西の重鎮Rayさん、naskorさん、そしてdaisukeさんと、ご近所の方と相互訪問できる関係ができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

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