デジタル出力できるFMチューナーを導入して以来再開したFMエアチェックですが、ノイズのないクリアな音質には満足しています。
期待していたような「CD並み」というのは、やはりFM放送のダイナミックレンジの制限が有って、リアルなサイズからややコンパクトにされている感じはしますね。
それでも、録音音源を放送に乗せるため最小限の加工を施しただけの生々しさ、ライブ感というのはエアチェックならではの魅力です。
拙宅のFMエアチェックの手順は、YAMAHA CDR-HD1500に内蔵した400GBのHDDにデジタル録音したものを一旦CD-RWに書き出して、PCのリッピングソフトdbpowerampを使って音楽の情報をタグ付けしたWAVデータとしてリッピングしています。
エアチェック音源を再生する際にはSONY HAP-Z1ESのHDDに取り込んでの再生に特化していました。
というのも、YAMAHA CDR-HD1500の400GBの容量では足りませんので、この機器ではエアチェック録音に特化して、CD-RWに書き出す度に元の音源を消去しているのです。
HAP-Z1ESには内蔵の1TBものHDD容量が有るので当面は容量不足の心配は不要だと思っています。
ただ、再生についてはHAP-Z1ESの制限で、音源が16btWAVだろうが24btFLACだろうがDSD2.8だろうが、全てを内蔵の回路でDSD5.6にアップコンバート後にアナログ変換して出力するのです。
最近のファームウエアのアップデートでUSBによるデジタル出力も可能にはなったのですが、まだまだ接続できる機器にも限りがあるようで、拙宅の環境ではデジタル信号をパワーDACによって一気にスピーカーを駆動するSD05の特徴を活かし切れないように思ってました。
そこで白羽の矢を立てたのはHDD内蔵のCDトランスポートとして使用しているSONY NAC-HD1のHDD容量を増やすことでした。
元々IDE規格の250GBを搭載してしたのをIDE400GBに換装してもらい使っていましたが、同じ機器をお使いのCさんからは、小生が入れている旧世代のIDE400GBは7200回転で振動も大きいので音質にも影響が懸念されることの忠告があり、現代のATA規格の5400回転のものなら振動も少ないので音質面も有利だとお聞きしていたからです。
ATA規格のHDDをIDEに変換するアダプターも紹介をいただきましたので、早速部材を揃えて前回同様にCさんに換装をお願いしました。
WDのBlue2TB5400回転のHDDですが、確かに静かで400GBに換装したての頃に感じた音質面の問題もほとんど感じませんので、特に対策をしなくてもこのま使えそうです。
これでエアチェック音源の追加を行ってもHDD容量不足を気にすることが当分はなくなりました。
HAP-Z1ESのWAV→DSD5.6→アナログ→SD05(→A/D→パワーD/A変換)→スピーカーという再生経路と、HD1のWAV→SD05(→→パワーD/A変換)→スピーカーという再生経路の二本立てで行くことにします。
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