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初めての本格アナログ体験

日記・雑記
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昨日名古屋市名東区のオーディオショップ「サウンドピット」さんのアナログ試聴会を覗いて参りました。機種は矢切亭主人が最近ちょっと気になっているTRANS ROTOR社製のターンテーブルです。

■まずは美味しいもので腹ごしらえ
最近私の近辺で美味しいと評判のとんかつ屋さん、名古屋市緑区滝の水の「あさくら」へ。[:image1:]
迷わずおすすめの「特選ロース厚切りとんかつ」を注文いたしました。(長くなるので、以下味の説明等削除しました。写真のみどうぞ。一度やってみたかったんです。オーディオに関係なくごめんなさいです。)[:image2:][:image3:]

■いざ、試聴会へ
腹ごしらえもそこそこに、いざ名二環状線沿いに「サウンドピット」さんへ。
前回の轍(カメラを忘れて携帯撮影)を踏まぬよう、Olympus OM-Dを携えて出陣です。
12:30に到着すると、少し時間早いため、まだ代理店の方3名(A&M,AXISS,HARMAN)しかみえなかったので、アナログ未経験者ならではの質問に、いろいろ丁寧にお答えくださいました。

当日の機器構成は
Player:TRANSROTOR TOUBILLION
Pre:FM Acoustics FM255R
PhonoEQ:FM AcousticsFM222Mk3
Power:DanDagostino MOMENTUM STEREO(BK Almite)
SP:JBL DD67000
[:image4:]

気になっていた製品は、まず最近話題のDanDagostino。
実物はあの独特のイルミネーションも美しいパワーメーターが目を引きます(「あくまでも飾りです」と言ってみえました…。精度を求めているのではなくあくまでも演出?)。[:image6:]
銅削り出しのヒートシンクとブラックアルマイト仕様がとても美しい。[:image5:]

矢切亭主人は就職後アナログを離れて、真剣に聴くのは25年ぶりです…。
試聴会には愛蔵板を持ち寄ってみえたり、ディスクを指定される猛者ばかり。
一番気になっていたのはTRANSROTOR。

今回のデモ機は2ndFlagShip機で、デザインの貫禄は十分です。[:image7:][:image8:]
TRANSROTOR社の現在のトレンドはアルミとアクリルを使った複合的な音作りとの事ですが、本機はプラッター部がアクリル、モーター部がアルミ製で、しかもプラッターは驚いた事にモーター部から見て浮いています!モーターベース部がフライホイールのようにラックの上に設置されて回転しており、その上に3つの足で支えられた同じくネオジウムマグネット内蔵のプラッターが磁力で引き寄せられながら動力伝達されて回転する機構のようです。
3本足の高さ調節で浮遊幅を1mm~5mm程度の幅で調整が可能で、音も変わるそうです。ドイツ本国に最適地を照会したところ「好きにして」と言われたとの事。
ぺら紙をプラッターの下に通して「ほら浮いています」とデモされたときは驚きました…。
私にとって現実的な価格ではありませんが、このデザインと機構は魅力的です。

クラッシクなのにエベレストという組み合わせでしたが、これがまた悪くない。やはり音の良さはソース次第ですね。矢切亭主人はBeethovenのヴァイオリンコンチェルトをリクエストし、ヴァイオリンの響きを堪能いたしました。聴き知ったソフトが無く、比較イメージはわきませんでしたが、弦などの音の質感やダイナミックレンジなど、私の知っているアナログの次元とは隔世の感がありました。

■おまけ
TRANSROTORのベーシックモデルZET-3も展示されていました。[:image9:][:image10:]
4月には末弟ZET-1も発売される予定です。

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