矢切亭主人は車の中で音楽を聴くシステムにはさほどこだわってはいませんが、Pioneer製のサイバーナビに搭載されたミュージックサーバーを12年来使用してきました。当時のニューモデルを有償ファームアップすると、USB接続が初めて可能になるという、歴史的なモデルでした。所詮mp3対応ではありましたが、好きな曲をタグ付きでHDDにどんどん貯め込める利便性はとても良かった。
何故過去形なのかですって?お察しのとおり故障してしまったのです。インダッシュディスプレイが中から出てこなくなりました。ありがちな駆動系の故障ですね。音楽再生にはあまり支障がないのですが、カーナビが使えないのはかなり困ります。メーカー補修出来る可能性は限りなく低いですし、至近に車でお出かけも予定していますし…
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ということで、緊急機種選定会議を開催しました。カーショップで「音の良いカーナビは?」と聞くと、皆判で押したように「カロッェリアかケンウッド」と答えが返ってきます。個人的にはモデルチェンジした「ダイヤトーン」も気になるのですが、扱っているお店が無い…。
まぁ、矢切亭主人の車は古いですし、音楽再生中にもダッシュボードの奥とかが楽器のように盛大に鳴り出しますし、あまりこだわるつもりもない…。
ということで、その場でcarrozzeriaのサイバーナビに即決です。ポイントは、
・これまでとメーカーが同じで使い方が分かっている(特にナビ機能)
・HDDによるミュージックサーバー機能がある
・在庫があって即納(ここ重要)
ということで。あまり悩みませんでした。
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12年前のモデルと比べると、機能は当然増えながら、かなりのコストダウンが計られていますね。[:image3:]ブレインユニットを取り外してホームユニットとして利用する機能は無くなっていますが、SDHCカードでデータやりとりは充分というコンセプトです。同梱されたマニュアルは1/3になっていて、詳細なものはpdfダウンロードのみ。これも時代ですね。[:image2:]
肝心の音楽転送は、PCへのアプリインストールが少し面倒ですが、一度カーナビで認証させたSDカードをPCに繋いで、ライセンス同梱のジャストシステム製BeatJamというアプリで簡単に転送できます。
矢切亭主人の音楽ライブラリは基本的にflacですが、年代物walkmanやサイバーナビでmp3を扱うので、お好みの物だけタグ打ちアルバムアート埋め込みで別フォルダに保存してあります。BeatJum
でライブラリ登録すれば、SDカード転送は自由自在ですね。カーナビでアルバムアートが表示出来るのは、今回特に嬉しかったところ。
その他どうでも良いのですが、小さなCCDカメラが付いているのはおもしろいギミックですね。本来ナビゲーション情報を現実画像に合成して表示する機能ですが、停車中ナビを見ていると、赤信号をちゃんとターゲットしていて、緑に変わると「ポーン」とお知らせしてくれて「ハッ」と気がついたり、時々照準マークが出てきて、前方の車をロックオンしたり。私にトリガーでも引けと言うのでしょうか(笑)
今回ナビの取付には、4時間30分かかりました。その間ショップの付近をさまよって、戴いた昼ご飯の写真を貼っておきます。[:image4:]
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