前回merryさんのお宅に伺ったのが今年の5月。しかしその後、怒濤の機器更新でプリとパワーが最新型になったと伺い、機器のエイジングとセッティングが煮詰まる頃を心待ちにしておりました。[:image2:]
今回は中年組の高倉健さんと銀カンタAが訪問されるところに潜り込ませていただくことに成功いたしました。
某駅でmerryさんのお出迎えを受け、まずは恒例の腹ごしらえです。
今回はパンが美味しいベーカリーカフェで「煮込みハンバー牛(笑)」を頂きました。なぜか皆同じメニューに落ち着きましたね。[:image1:]
さて、新生merry邸でのオフ会は、宮本笑里「tears」のヴァイオリンでスタートです。私も何度か聞いたことのあるアルバムですが、「こんなに濃いヴァイオリンの音がするアルバムだったかな?」[:image3:]
そして、前回伺った時の音のイメージが残っている、辛島美登里「サイレントイヴ」を聞かせていただくと、その音の違いは一聴瞭然でした。以前は静かな音場の中から透き通ったヴォーカルが突き抜けるイメージだったのですが、今回は背景のノイズフロアがぐっと低くなるイメージで、バックのヴォーカルがリアルに浮かび上がる。繊細な音色の中にも力強さが感じられるサウンドです。
「プリとパワーを最新型にグレードアップしたのから、クオリティーアップは当然」と勝手に予想していたのですが、merryさんの解説で、それほど単純ではなく、アンダンテラルゴやサエクとの相乗効果でこのサウンドが構成されていることが判明しました。
ここで、おいしいシュークリームとコーヒーでティータイム。[:image4:]
後半はmerry邸のもう一つのトピック、アナログプレーヤーの披露です。
最新のLaxman プレーヤーにサエクのアーム、フェーズメーションのカートPP-1000とトランスT-500とフォノイコTECHEA-3 II[:image5:][:image9:]
ここで活躍した視聴ソースはワルツ・フォァ・デヴィ。まずアナログでマスターのヒスノイズも生々しいライブサウンドをリファレンスとして鑑賞。CDの消磁効果も実感しつつ、そのリアルさの違いに打ちのめされました。[:image8:]
harubaruさんのレポートと同様に、アンダンテラルゴのボードとチタンベース、さらに静のターンテーブルベースを取り外して、その音色の変化も体感させていただきました。アンダンテラルゴ恐るべし。価格も効果もヘビーです。[:image6:][:image7:]
そうこうしているうちに、あっという間に締めの時間が来てしまいました。
最後は恒例、桜えび漁師の親父さんが運営する居酒屋で、本日の成果を反芻します。[:image10:]
Merryさんは「ヴァイオリンの音色で音を調整しているので、ピアノはいまいち」と仰っていましたが、なかなかどうして、鮮烈なピアノサウンドが楽しめました。こんな音を聞かせていただくと、「じゃぁ、ピアノはどのように風にいじれるか、是非伺ってみたいところ
色々と参考になる事の多いオフ会となり、ありがとうございました。
それにしても、今年最後を飾るにふさわしいオフ会と桜えびでした(笑)
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