どうにかこうにか電源入れっぱなしとしまして、本当に3週間が過ぎました。このジャンルの製品は、ものによっては同期するのにかなり時間がかかるようですが、うちのでは10秒以内くらいに同期するようです。当初から、同期させるとやっぱりちょっと音量が下がったような感じは続いています。なお、再生中でもON/OFFできるのですが、この時は5秒で同期します。
音としては、おおよそ2週間目の頃からは変化は少なくなったかなと思います。最初の1日~1週間以内くらいは、変化中だなぁなんて思いましたが、その後は、基本的にながら聴きしかしていないこともあって、あんまり変化がわかりません。
むしろ、聞いていた通り、本体のセッティングなんかが敏感そうで。振動回避が基本とのことで、やっすいカーボンインシュなんてものに手を出してしまったところこれを敷いたり載せたりすることの変化が感じられる。
もちろん、音の本質が変わるわけではないので、基本的なクロックの効果は変化しません。高域の伸びがどうとか、そういう普段感じる差異について、セッティングは確かに影響するようです。
なんだかんだ、クロックを導入してから変わったのは『音それぞれのそれらしさ』かなと。
どうしたって機材ごとに癖はあるわけで、何を聞いてもこんな感じ~などの傾向というのは避けられない事象です。最終的にたった一種類の出口で描き分ける物理現象ですものね。
当システムだってそれは変わらないのですが、それはそれとしても、これまでよりも楽器や演奏の鳴らし分けがよりそれらしくなったかなと感じます。それから、音が明るくなり、演奏が明瞭になる。良い傾向です。
もう一点は、リズムのノリがやはり良くなった。
SPに対して少々パワー不足の否めないうちのアンプです。パワーが変わるわけでもないのになんだか演奏のノリがいい。変態テクがド変態化している。クロックが接続しているのはSACDPですから、物理的にSP駆動には何も関係ないはずなのに。部屋の遠くや廊下で聴いても音が飛んでくる感覚を抱きます。
結果からすれば、流し込む情報にそれだけ出音が左右されている、と言えます。上流大事説の一端を経験しているのかもしれませんね。
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2Hくん さんこんばんは!
自分も昨年末にマスタークロック出力付きのDACを購入していろいろとやっている最中です
クロックには2種類有って
元になるのがマスタークロック
マスタークロックを元に他の機種を同期させるのをワードクロックと言うそうです
(CDトランスポートだと44.1KHz)
サイバーシャフト社のマスタークロックをお使いのDACの外部クロック入力につないで他の機器を「スレーブ」として使うようにすると良いのではありませんか?
ミュージックストリーマを使っているならそれをDDCに繋いでDDCの外部クロック入力にもマスタークロックからクロックを送って同期させる
SACDPの外部クロック端子(エソテリックなど)にマスタークロックから入力するのは効果が実感出来るかは結構微妙みたいです
エソテリックのSACDPは高額機なので使っている水晶発信器もそれなりの部品を使っているはずですから・・
プリマさん、こんばんは。
うちはSACDP単体ですから、クロックと10MHzで繋ぐだけです。それ以外の便利なことはできません(;^_^A
マスタークロック界隈は(読み学問でしかありませんが)結構難しいみたいで、マスクロそのものの性能でも変わるし、正弦波かどうかや75Ωかどうかやその辺を理解して繋いでいるかや、クロックケーブルでも本体セッティングでも変わるようです。
評判のSOULNOTE X-3について、システム自体の精度が上がると実はイマイチになるだとか、そんな文章も目にしました。奥が深いというか沼が深いというか……。
ESOTERICは自身でクロックも多数発売していますし、どちらかというと一緒に使うことを前提に設計していると想定しています(当然、再生機単体で完結する音質にもしているとは思いますが)。
マスタークロックジェネレーターのような、導入するにはいささかハードルの高い製品(なくったって普通に聞けますからね!)の体感については、期待が大きすぎるかどうかや、クロックの効果について知覚しうる聴き方をしているかどうかや、知覚しうる水準の音がしているかや、ちゃんとランニングしてからの視聴なのかやetcetcと物凄く多くの不確定要素を孕んだ評価が入り混じっているはずなので、結局自分のところで繋いで試してふんふんと納得できるかどうかが全てですね。
幸い、我が家においては、最初の音出し時以後についてはプラスに働いてくれていると思って(思い込んで(笑))楽しんでいます(^^♪