29日から年末年始休みで愛知の家に帰省しています。
前回の日記で、ステレオ誌付録のLXA-OT1のことを書きました。
別売りの「アンプベース」を注文しており、27日に発送したという
連絡が来たのですが、帰省しちゃうから配送が間に合わないなあと
思っていたところ、家を出ようと車に荷物を積み込んでいたらちょうど
運送屋さんが到着し、受け取ることができました。
いいタイミングです。(笑)
当初の予定通り、実家に持っていって試すことができました。
取り付けるとこうなります。この上にアクリルカバーを乗せて完成。
アルミの削り出しだそうで、質感と重量感はなかなかのもの。
個人的には、音質うんぬんよりも、この見た目だけで充分です。(笑)
今回帰省して試したかったのが、ミニマムな構成のスモールオーディオです。
(スモールオーディオと言うと、他誌の話になりますがAUDIO BASIC誌が
提唱していますね)
アンプ:LXA-OT1
SP:テクニクス SB-M01
送り出し:ノートPC
DAC:SB-DM-PHD
という構成です。
SB-M01は、数年前にヤフオクで極上品を落札して以来、ほぼ休眠していた
もので、主にデスク上で使用することを目的として設計された
小型2ウェイSPです。足は3点支持のスパイクが付属しています。
当時の僕のシステム構成では使い道が無いことが分かっていたのですが(笑)、
評判が良いこともあって、どんなものか聴いてみたいと思ったからです。
メイド・イン・スペインの、ツヤツヤな塗装仕上げが素晴らしいです。
で、いそいそと接続してUSBケーブルが視界に入った途端、重大なことに
気が付きました。
・・・SB-DM-PHDを持ってくるのを忘れました!! _| ̄|….○
導入以来、初めての失態です。
PCオーディオに手を出してから、帰省時に持って行くCDも枚数削減を
していましたので、たったの3枚プラス、熟読しようと持ってきた
AUDIO BASIC誌61号の付録CDの、計4枚しかありません。
持ってきたのはこの3枚。
Steely Dan 「Two Against Nature」
Donald Fagen 「Nightfly」
Jennifer Warnes 「The Hunter」
仕方ないので気を取り直して、愛知の家でのCDPの、ビクターXL-V1を
LXA-OT1に接続しました。
スモールオーディオの計画が、少し大きくなってしまいました。(^^;
まず、SB-M01をノーマル足のままテーブルに置いて試聴します。
うーん、小型SPとは思えないほどの低域の量感なのですが、やけに
ボワボワします。
あと、中音域は前にせり出してくるものの、何だか人工的な感じ。
落札当時に聴いた時と同じような印象でした。
で、そういうこともあろうかと予め買っておいたのがこれです。
これで低域もずいぶん締まり、聴きやすくなりました。
違和感のあった中音域も、半日音楽をかけていたら良くなってきました。
あまり使っていなかったのでエージングできたという事なのかな?
落札当時に聴いたときも確か1~2時間しか聴いていませんし。
前オーナーのところでもあまり使われていなかったのかもしれません。
ペア10万円ジャストの小型SPでこれだけ鳴れば上等ではないでしょうか。
インシュレーターの効果は大きいものの、テーブルに振動はまだ伝わって
きますので、上位機種のINS-BSとの組み合わせも検討したいと思います。
他の方のレビューも読みましたが、振動を伝導するタイプなのでしょうか。
このSP、箱鳴りが相当大きいのです。
エンクロージャーを指で触ると振動しているのがわかります。
それにしてもSB-M01は6Ωで79dBと非常に低能率ですが、LXA-OT1は難なく
鳴らしてくれます。
では、今年の更新はこれが最後になりそうです。
今年2月に登録し、月に2~3回の更新を無いネタをひねり出しながら
なんとか続けることができました。
この間、多くの方とやり取りができ、大変楽しく過ごせました。
ありがとうございました。
みなさま、良いお年をお迎えください!
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