オフ会や展示会等で聴いた音をどのように表現するのか、と言うのは文章に変換するという作業が入る分、どうしても分かりにくいですね。
まあ、評論家を目指しているわけではありませんので、厳密にどうこうということはありませんが、何らかの個人的な尺度は欲しいと思うわけですね。
そこで、試しに考えてみました。
Area81です。
この図は音の評価項目に対して9×9、合計81マスのどのあたりに感じたかをグラフ化するものです。
今回は音の硬さと線の太さを座標で示します。
もちろん、自分で出している音が普通に感じてあたり前ですから、自宅の音が5/5になってもおかしくありません。
ただ、他の人が出す音を聞いた経験が多くなればなるほど客観的な聴き方ができるようになり、自分の音が必ずしも中庸ではないことに気付くかもしれません。
ちなみに、拙宅で出ている音は、
3/3と思っています。
複数回訪問させていただいた方の音についてですが、例えばこのような感じで、
青は2Hくんさん、オレンジはベルウッドさんの出されている音を聴いた印象です。
当然のことですが、この座標は優劣を示すものではありません。
あくまで、個人的に聴いた印象ですから、人によって評価は変わって当然です。
評価項目を変えれば(たとえば音像の大きさと遠近、音場の広さと深さなど)、気になるところの違いなども出てきそうです。
評価するための基準になる音源やエリアを決め方とか、ツッコミどころは満載なのですけれども(汗)
「小説家になろう」ならぬ、「評論家になろう」ですね(笑)
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fukuさん、こんにちわ~♪
なるほど音質の視覚化は面白い試みですね。
ちなみに我が家の現在のメインは中高音は中庸、低音はソフト傾向なので横軸は4くらいかな。
音像は定位しない太い音を狙ってるので縦軸は8くらい。
Area81図だと8/4あたりでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=0tFV2SpmVb4
spcjpnorgさん、こんにちは。
こちらでもよろしくお願いします。
聴いた上で、それをどのように感じたのを共有するのはとても難しいですね。
雑誌に掲載される評論家の音質批評でも、その評論家の基準が分かっていないと評価された機器の本当の音質は掴めませんし。
まあ、実際にはメーカーや代理店への忖度もありますので、そちらは気にしない方向で(笑)
今回は音の太さと柔らかさでしたので、まだまだ主観的な評価になってしまいますが、上にあげた音像の大きさと遠近なら、対象とするヴォーカルアルバム(マルチトラックで収録されていてマイクまでの距離の影響を無視できるもの)をセレクトして、スピーカーのバッフルを結んだ線上を5として遠近を、等身大を5として大小を評価すれば、ある程度客観性のある指標になるかもしれません。
こういった指標が一般化していくと、訪問記を読む際に語られている音についてつかみやすくなるかもしれません。
このコミュニティを通じた交流が活発化していけば不可能なことではないと思います。
fuku さんへ
通信簿みたいで面白いですが、この評価に至るまでに客観性が感じられないのが残念です。
人間と同じで共通テストをするのが良いのではと思います。オーディオ機器はソフトを再生する道具です。ですので、出力レベルの、低いソフト、高いソフト、中くらいのソフトと三枚聴き比べます。
すべてのソフトで厚みのあるバランスの良い音場ができれば「上り」。
出力レベルの高いソフトだけ厚みのある音場ができたら、「ソフトにおんぶに抱っこの非力なシステム」と。
「中間なら一応及第」と客観的に評価可能と、いかがでしょう。
bb7さん、こんばんは。
その通りです。
この表に客観性は皆無です。
ただし、これは評価軸が硬さと太さという項目であることも要因の一つですね。
Area81については、評価項目の選び方によって、あったことのない人が行ったことのない部屋で聴いた音についてある程度の想像がつくようにできると思います。
そのあたりについては、また日記にするかもしれません。
なお、出力レベルの違いで出てくる音の厚みが変わるとのことですけれども、残念ながら私の拙い試聴経験の中でそのような体験をしたことがありませんので、申し訳ありませんが、保留とさせていただきます。