ベトナム戦争を描いた映画はたくさんあるがその多くは戦争の矛盾、非情を描いていて観賞後は気持ちが沈む作品が多いが、この2作品も同様だ。
「Go Tell The Spartans」
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「The Boys in Company C」
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どちらも1978年公開。 同じ年に「The Deer Hunter(ディアハンター)」が公開されいくつものアカデミー賞を受賞し日本でも話題になった。
だがこの2作品は日本では公開されなかったようだ。
Go Tell The Spartansは1964年、まだ米軍が本格介入する前軍事顧問として参戦していたころの話。 この戦争でのベトナムとアメリカの関わりの縮図を描いたような脚本になっている。
主演はバートランカスター。
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The Boys In Company Cは1967年暮れに海兵隊に入隊した若者たちがブートキャンプの訓練から実戦を潜り抜ける中で戦争の実態を知る(将軍の誕生日祝いを運ぶ任務で敵中を行軍して戦死者を出したり、戦果を求める大尉に翻弄されたり)
前半のブートキャンプシーンでのドリルインストラクターは後にFull Metal Jacket(フルメタルジャケット)でやはりドリルインストラクターを演じたRonald Lee Ermey(R リー アーメイ) 惜しくも今年(2018年)亡くなった。
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1986年公開のPlatoonや1987年のHamburger Hillよりも前にこういう映画が作られていたわけだ。
こういったあまり広く知られていない良作をYouTubeで観ることができるのはありがたい。
YouTube Link:
Go Tell The Spartans
The Boys In Company C
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