映画館で映画を観たのは何年振りだろう。
最初The Matrixの続編が作られるというニュースが流れたときは興味を持てなかった。
いまさら何をするのかと思った。 だが公開が近づき映像情報が流れ始め、それを見てこれは期待が持てるかもと思った。
最初のThe Matrix公開は1999年ころか。 実は映画館では観なかったけどDVDを購入してすっかり虜になった。
当時DVDというメディアは登場したばかりでThe MatrixのDVD盤は様々な効果、機能を盛り込んでいたので既発のプレーヤーでは再生不良を起こしたりと問題を起こした記憶がある。
The Matrix Resurrectionsは日本で先行公開したようだが、ここアメリカではサンフランシスコ(撮影が行われた)のCastro Theaterで12月18日にプレミアが開催された。 Youtubeで観たけど、動いて話をしている監督のLana Wachowskiを始めてみた。
そして一般公開は22日からだった。
翌23日に観に行ったのだが、事前に前3作を鑑賞してしっかり復習し、さらにはYoutubeをあさって様々な解説も見て準備を整えてからの鑑賞だった
これは事前情報から前3作の内容を把握していないと楽しめないと思ったからだけど、実際観てやはり復讐をしておいてよかったと思う。
製作者が仮想世界の話であることを逆手にとって、というかうまく利用してなんか遊んでいるような感じだった。
パロディというと言い過ぎかもしれないけど、前3作からの引用が様々な形で出てくるのでそれだけでも楽しめるし、製作者の立場、配給会社(Warner Brothers)との関係も皮肉った感じで描かれている。
前3作でキアヌ・リーヴスのスタントを務め、その後キアヌ主演でJohn Wickの監督になったChad Stahelskiが出演しているのも遊びの一つだろう。
とにかく前3作の情報をしっかり復習してから観ないと十分に堪能できない作品だと思う。
新しい登場人物もみんな良いんだけど、唯一Bugsを演じたJessica Henwickがどうもなじめなかった。 申し訳ないがほかの出演者と身長が違いすぎてアクションシーンでも迫力が感じられない。 それに活舌が悪くて台詞が聞き取りにくい。
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