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アンプ専用電源ラインの工事、非メッキケーブル・プラグとコンセント

日記・雑記
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第15回ショパン・コンクール優勝者、ポーランド出身ラファウ・ブレハッチのデビュー盤です。第6回優勝者のミラノ出身マウリツィオ・ポリーニに並ぶ才気を感じます。この素晴らしいピアノの響きを再現したく、専用室でアンプ専用の電源工事をしました。

分電盤からアンプ専用電源ラインを引きたいのですが、空きがないため離れの倉庫用電源ラインから分岐します。倉庫には照明以外の電気機器はなく、専用室で視聴中に点けることはないので事実上専用ラインとなります。壁コンセントはパナソニック製の非メッキのもの。

ACケーブルはベルデンとアメリカン電気のプラグで非メッキのもの。電気工事士がアースはどうしますかと聞いてきたので、建物鉄骨にアースしているので不要ですと答えると、都心ではオーディオ用アースは難しいですと言った。先日、こだわりのオーディオの工事ではアースでたいへん苦労したが、同じパナソニック製の壁コンセントを使ったとのことでした。6600-100V降圧トランスが敷地内にあるので、私の環境はまだましだと思いました。

工事は小一時間で終わり、CPUをアップデートしたPCトランスポートで再生してみると、アンプのグレードが一気に上がったかのようです。力感とS/Nがすごいことになりました。非メッキのためか余計な響き・付帯音・歪みのようなものが消えました。PCトランスポートとアンプは分電盤を介してその間隔は50mくらいになりますから、デジタル段のスイッチング・高周波ノイズの影響は感知できません。

アンプから分電盤まではスピーカー出力の共振回路となり、そこにDACやDDCがつながっていればループし、デジタル段からのノイズは共振を歪ませる、と推測されます。(これがいわゆる末端効果だと思っています)
それを抑えようとコアを使ってもループし歪んだ共振を減衰させるだけで、音楽の響きを残しノイズやループだけを抑えることは難しいと思います。

マウリツィオ・ポリーニのプレリュードもすごい切れ味です。アップデートしたPCトランスポートのセットアップは、これからじっくりやっていきます。まだイーサネットの最適化だけでプロセスカットもBIOSもこれからです。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. MacWinFanさん

    おはようございます。
    電源工事は環境が違い過ぎてよく分からないのですが「CPUをアップデートしたPCトランスポートで再生」というところが気になります。確かXeonをお使いだったと記憶していますが、次は何を選択されたのでしょうか?選択のポイント等々を伺えれば嬉しいです。

  2. のびーさん、メリークリスマス。来年もよろしくお願いします。

    いいえCore i7からXeonにしました。応接室はCore2Duoからi7に変更で、CPU負荷・使用率を下げることでジッターやビットエラーを低減できるのだと思います。信号線経由ノイズは光LANでアイソレーションしていましたが、今回の工事で電源線経由ノイズも消せました。残るはPCトランスポートの内部ノイズです。年明けになりますがセットアップの成果を投稿します。

    贅沢な悩みですが、自分のシステムがここまで良くなると演奏会場の粗が気になることがあります。冷凍技術の進歩で一流店のメニューが自宅で再現できるようになり、しかも価格は店頭より安く、感染症や事故のリスクを考えると通販にしておこうという感じです。

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