PCトランスポートのアップデート@応接室と書斎、foobar2000 for Mac & Moode Audio

日記・雑記
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応接室は来客にリラックスして楽しんでもらうため、音量控えめ(視聴位置の実測最大音圧85dBA)の美音にしています。インターネット光回線ルーターで結んだMacminiとRaspberryPiで再生していますが、CPUとフリーソフトのアップデートで目覚ましい音質向上ができました。4年半前の最初の日記、第3回MJオーディオフェスティバルでのデュカロンDACとプロセスカットPCの衝撃の美音を確実に超えたと思っています。

アリス=紗良・オット Alice Sara Ott のピアノによるグリーグ小品集「ワンダーランド Wonderland」です。冒頭3曲は エサ=ペッカ・サロネン指揮 バイエルン放送交響楽団 ミュンヘン、ヘルクレスザールのライブ録音。

foobar for MacはアップデートでAlbum Player並みに軽量に(つまり高音質に)できるようになりました。タイトル表示とタグ編集は今まで通りで、ライブラリー機能が拡充しました。

音質向上に寄与するのはDecording選択機能です。私はCue sheetをクリックすることでアルバム全曲をまとめたWAVファイルを自動再生していますので、以下のような設定です。FLAC再生は明確に劣化を感じるので使いません。XLDで「一つのファイル(+cue)として保存」したWAVファイルに変換しています。

Devices選択では使用するMoode UPNPだけ選んでいます。RaspberryPiの代りにPCで動くVolumioやDaphile、Album Playerの ap2renderer.exe をデバイスとして使うこともできます。これらすべてフリーソフトです。

CPU負荷は2%を超えません。メモリもスワップされていません。応接室と書斎はお手軽で気楽なPCネットワーク再生で、MacはCPU速度固定やプロセスカットがWindowsほど簡単にできませんので、数字よりも出音で判断してます。

レンダラーDeviceはMoode Audioで Linux kernel = 5.15.61-v7+ #1579 にアップデートされています。Diretta Targetの方がカーネルアップデートは速いですが、フリーソフトでこれだけ頻繁にあるのはすごいことです。

起動時の電力不足か、スロットリングでCPU速度がいったん600MHzまで下がっていますが、非力なラズパイ3b+では高S/Nにできるので好都合だと思っています。Throttled text = Under-voltage has occurred, Throttling has occurred
Moode Audio 64bit版ではカーネルタイマーが250Hz=4msに上がりますが、それだけCPU負荷が増えてS/Nと歪みの劣化を感じたのでレガシー32bit版に戻しました。Kernel timer freq = 100 Hz

専用室のDiretta並みの高音質にするにはレンダラーと光LAN直結・イーサネット設定、さらにプロセスカット・スクリプトを起こしてMacの機能削減する必要があります。
オープンソースのものはmacOS Yosemite10.10.2まで対応で、El Capitan10.11で試したところプロセス数は130くらいまで下がりましたが日本語入力ができなくなり、やめました。どなたか意欲的な方、スクリプト編集してオープンソースとして公開して頂けるとありがたいです。

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