本日はスペアナ波形を観るときの注意点みたいな日記です。
Youtubeで面白い動画を見ました。1komatarouさんの「
アナログTV終了の瞬間をスペアナで観測」です。https://youtu.be/xtcWQ4XkS5I
電波が消える瞬間がアナログ放送の歴史と終わり・・・を感じさせてなんともいえない感情を憶えます。※アイキャッチ画像は上記Youtubeからの引用です
で、いきなり本題。波形はニョキニョキ動いているのだということをお伝えしたい。ちょっと言葉では伝えにくいので上記の動画の一部を切り取った画像をお見せします。
2枚の画像は前述の動画内、おなじとき(おなじ動画)のからの切り取りです。真ん中のいちばん高いスペクトルは変化ありませんがその両脇はずいぶん違いますよね。でもおなじときです。こんな感じで、短い時間でにょきにょき状況は変化するのが電波の?スペクトルです。
ですからスペアナの画像を1枚貼り付けられても、それが本当に正しい内容かは判断できない。そんな事が此処で理解できたかと思います。前述の動画(https://youtu.be/xtcWQ4XkS5I)からアナログ停波後のスペクトル映像を画像化して引用貼付します ↓↓↓
↑↑↑のように、スペアナの観測風景を “動画で” みてみないと。。。一瞬の切り取りだけでは、正しい考察が得られないというのが私の意見です。測定環境(ケーブルの取り回しや周囲の人間の人数、日中なのか深夜なのか時間帯etcと、生活環境内には測定上の変動要因が多々存在します。)
だからこそ?私は作る動画では同じことを繰り返し繰り返し行う動作をよく撮影しています。一瞬の偶然、その可能性を潰すために行っている事なのでした。それは私が個人で素人であって、やってることも内容も “疑わしい” こそ。信頼性を高める目的なのでした。(企業や技術誌は、何度も測定してその平均というか代表的な特徴を捉えた1枚を選択して読者に提供するものと期待されるので、一般の読者は提供された”それ”を、疑うことに慣れていません。)
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↓ 何度も同じことを繰り返す動画の例
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スペアナ画像(静止画)を観るときには用心が必要だという日記でした。
もしよければ「アナログTV終了の瞬間をスペアナで観測」にイイネをお願いします。
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