ハイレゾ音楽制作ユニット「BEAGLE KICK」の、EVERYTIMEという楽曲のMIX前の音源(マルチトラック音源、簡易体験版)が9月15日までの期間限定で公開されていたのでダウンロードし、数年振りにサウンドエンジニアの気分を味わっています。6時間くらいでとりあえず聞けるレベルの2chミックスtake1が出来ました。
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ミックスとは、たくさんのソフトシンセや生録音された演奏を所定のチャンネル数(多くの場合は2ch )の音源にまとめる作業のことです。ミックス後の音源は最大音圧がやや低め(ピーク-6dBくらい)だと後工程が助かります。ミックスとマスタリングを同じ人が同じ日に行うことも可能ですが、音作りの観点から日を分けた方が無難です。
2005年くらいからパソコンやオーディオインターフェースの性能が充分になり、それを追ってDAWと呼ばれるソフト群が2007年辺りから2010年くらいにかけて急に充実してきたため、素人でも比較的容易にCD作製に手が出せるようになりました。多くはCD-Rに焼いた少量生産でしたが、中には銀盤でびっくりする位の数を売り捌く個人や個人の集まり(サークル)も現れました。
それはさて置き、使わなくなって手放すつもりだったCDプレーヤー。
不調が見つかり修理に出していたものが戻って来ました。不調が治っているか確かめるためとりあえず電源を入れてデジタルINにつなぎます。するとどうでしょう思ったより良い音で鳴ってしまいました。ざっくり比較すると、良いと思う順に、PCが本気モードのProTools > CDプレーヤー > PCがほぼデフォルトのProToolsでした。(うーん、暫く使ってみることにします。)
自作と言えばスピーカー、アンプ、ケーブル、Linuxディストリビューターなど話題に事欠かないPhileWeb、鍛練により自らを良質な音源にしてしまう御仁もいらっしゃます。オーディオ再生に耐え得る音源の自作も可能なのだとふと思いました。ジャンルとして成立するかは不明ですが。
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