去年の8月以来 約1年ぶり、2回目のバズケロ邸訪問をさせていただきました。前回はK&Kさんの素晴らしい日記に乗っかり自分では書いていませんでしたので訪問記を書くのははじめてです。
前置き:
多くの訪問記で語り尽くされた感がありますが、バズケロ邸には通称ハーベス部屋と呼ばれるリビングをオーディオで独り占めしたような部屋と、JBL部屋と呼ばれるガチチューニング道場があります。
スピーカーの方を向かなくても楽しめるハーベス部屋 vs スピーカーに合わせて頭の位置を微調整しながら聞くJBL部屋。
オフ会はハーベス部屋→ JBL部屋の流れでした。今回は JBL部屋に絞って書きます。
本題:
前回訪問時から変わったのは上流のみ。
2019年1月にノッティンガムのスペースデッキ、同年4月にdCSのプッチーニが導入されています。
プッチーニ導入以降に書かれた他の方の訪問記によると、
うつみくんさん「リアルなだけでない色気というかそういうものを感じさせる音」
CENYAさん「情報量が多くて音場表現が卓越しています。
音源の持っている立体表現をそのまま写し切る感じです。
コレをJBLがちゃんと受け止めているというのが不思議。。。」
ふむふむなるほど。
リアルで色気があってジャズはノリノリで情報量が多くて立体表現が出来ている、と。
先月行われたエロティックサウンドについて、エロい音がわからないという私にバズケロさんは色々教えてくださいます。
聞く音源はバズケロさんのオススメ。バズケロ邸にはとびきりの秘蔵音源が沢山あります。(迂闊にも女子高生や熟女の音源持ち込んで恥じ入るばかりです。)
・ホールの響きと各パートが不思議なほど綺麗に揃ったクラシックの現代録音。
・マイケルジャクソン以上の録音ではないかと、素晴らしいミキシング卓が想像される80年代フュージョン。
・コンプレッションドライバーから放たれる管楽器のパリパリ音がたまらないモノラルジャズ
・全くノイズリダクション処理されていないアナログマスターテープ素の音が収録された定位感抜群のクラシック
・録音の古さ故か全体的に定位感が甘め、管楽器のストレートな鳴りと何故かグランカッサの定位がビシっと決まる60年代のクラシック
・ピアノのたゆたううねり、女性ボーカル+ピアノだけのシンプルな組み合わせが複数曲かかる
・mf → f → ff と強めていく時の階調表現がまるで肉入りのドラム
前回と決定的に違うと感じたのは低音の解像度と定位感でした。
[:image1:]
スピーカーの間にサーロジックの和心があります。バスドラムはそれの脚部あたりで鳴っているように聞こえるのです。CENYAさんが不思議がっていたのも頷けます。JBLらしからぬ音離れ。まるでMナントカやYナントカのようです。JBL+マッキンでこれができるのはバズケロさんが機器の底力を搾り取るまで引き出したからでしょう。唯一無二な感じがします。
更に驚くべきことはこの変化が上流の変化のみでもたらされてしまったという事。
この事から気付いた点をいくつかお伝えしました。バズケロさんは「もうこれ以外いじりたくない」と繰り返していましたが。(期待しています)
JBL部屋を出でハーベス部屋の音を聞くと何故かほっとするのは前回同様でした。
バズケロさんお時間作っていただきありがとうございました。コーヒーご馳走さまでした。
【オマケ】
私「エロティックサウンドってよくわからないんですよね、あ、これうちにあったエロティックサウンドじゃないかなCDです」
バズケロさん「ジャケ写かわいいね。でも裏ジャケに男写ってる、男は要らん」
(再生)
プッチーニ嬢「ヌチャッ」
(一同爆笑)
プッチーニ嬢「男性ハモリ」
バズケロさん「男は要らん!」
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