このところセッティングに時間をかけるようになって
思うようになったことがあります。
「あわせ技一本」的なセッティングの組み合わせの妙は
愉しいな~ということです。
たしかに単体での劇的変化は、新鮮で刺激的なのですが
システムやセッティング全体の変更を余儀なくさせるところもあって
それが「いいんだけど、また最初から考え直しだ~」という
精神状態をまねく場合があって、
ちょっとしんどいと思うことも多々あります。
一方、「あわせ技一本」的なセッティングは
たいしてそれ自体では大きなオーディオ的変化が感じられなくても
やっておくと将来的に他の工夫との相乗効果で
思ってもみなかったうれしい誤算が生じてハッピーになる。。。
と、まあ脳天気なストーリーを夢見ているからなのですが
そんな「あわせ技一本」的なセッティングとなるか?
今日はケーブルインシュのおはなしです。
電源ケーブルの仕立て直しをしていた最中に
たぶんその材料さがしかなにかでAmazonをぶらぶらしていましたら
こんなのに出会いました。
ケーブルインシュレーター(音工房Z)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01COUMD5I/
まあまあお手ごろな値段で、数もけっこうあるので
「せっかくだからこういうものも使ってみるといいかもしれんな~。
まあ新しいセッティングの記念にもなるし。。。」
ぐらいの気持ちで購入してみました。
セッティングをしてみると、大きさとか質感とかは気に入りました。
上記のページの宣伝文句に
「面取り等はいたしておりませんので
サンドペーパー等で削ってご利用ください。
色とかも塗ってもらったら オシャレになりますよ!!
また底面にゴムシート等を貼っていただくといただくと
より効果が増すかと思います」
とあるので、そのとおりやってみました!
例により下手のなんとやらで、
お恥ずかしいかぎりの仕上がりなのですが
いちおう面取りと軽いサンドペーパーがけ後
オイルステインで染色してニスを上塗りしてあります。
底面も、ホームセンターで買ってきた
天然ゴムスポンジ(厚さ5mm)をはりつけました。
ちょっと雰囲気はでてきたかな~というところで
ケーブルをのせる溝のところにフォックのテープをはって
一丁上がりです!
そんな新セッティングで聞くサウンドはというと
デンマークの2人のベーシストのこんなアルバムです。
ヒューゴ・ラスムッセンのおそらく遺作であろう
(といっても、この人のリーダー作は
数えるほどしかないそうですが。。。)
「Hugo… Partly Live」(2013)
http://diskunion.net/portal/ct/detail/XATW-00130337
クリス・ミン・ドーキー 「New Nordic Jazz」 (2015)
https://www.amazon.co.jp/dp/B016GY8YVA/
晩秋の空気に詩情ゆたかなアコースティックベースの音色が
なぜかなじむのです。。。
特にクリス・ミン・ドーキーは
ドーキー・ブラザーズ時代からのファンですので
変わらぬドーキーズ・タッチが聞けてうれしかったのですが
クラウドファンディングによって制作されたアルバムとのことなので
応援のためにもダウンロードしてくださる方が増えるとよいな~
と思い、紹介させていただきました。
コメント ※編集/削除は管理者のみ