音楽室の現況

日記・雑記
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10月下旬から12月初めまでの間にウチの音楽室にかなり大きな変化がありました。
12月2日、Harubaruさんとgenmiさんに変更後の音を聴いていただいたのですが、そのオフ会の中でもHarubaruさんがお持ちになったウェルフロートのバーチ・リングがサブ・ウーファの下で大きな効果を示したので、それも採用されて現在に至っています。

私自身のための備忘録も兼ねてここに変更点を書き留めておこうと思います。
変更点は以下の通りです。

1.フロント・スピーカー下にウェルフロート、Quad Ringを設置
2.サブ・ウーファをセンター寄りに移動させて定在波の影響低減を図り、同時に低音域に用いていたイコライジングの使用中止
3.スーパー・トゥイータとトゥイータ間のタイムアライメントを調整
4.サブ・ウーファ下にウェルフロート、Birch Ring(バーチ・リング)を設置
5.CD、SACD再生やNW(PC)オーディオのDACに使っているユニバーサル・プレーヤのOPPO下にKaNaDe01を設置
6.フロントとリヤのCrossover(チャンデバ)下にKaNaDe01を設置

感覚的な判断ですが一応効果のあった順に挙げてみました。
でも、2~4項については効果の大きさの順位はつけがたいので、時系列に並べただけです。

1.のスピーカー下ウェルフロートはこんな感じ

[:image2:]

効果があることは予想していましたが、あまりの違いにビックリしました。
ピアノの高音はクリヤーになるし、音の濁りがとれた感じで残響の消え入る余韻がよく聞き取れます。

2.のサブ・ウーファの移動は

Before
[:image1:]

After
[:image3:]

サブ・ウーファをフロント・スピーカのセンター寄りに30㎝強移動しました。定在波の影響を少なくするには部屋の長手方向の1/3くらいの位置に置くのがいいと言われています。移動後でもその位置からはまだ約10㎝ほど左寄りです。機器の配置の都合でこうなっているのですが、ベストな位置への移動はこれからの課題かもしれません。

サブ・ウーファは2台ステレオで使用するのがよいという説がありますが、部屋の定在波の影響で2台の干渉により特定の周波数で打ち消しあったりすることがあるようです。1台でその置き場所を選ぶ方が無難なのかもしれません。
10月末に鎌倉のN邸にうかがった時の定在波対策のお話から改めてサブ・ウーファ位置の重要性を感じて今回の位置変更を行いました。
これに伴いイコライジングをやめたのですが、トータルとしてより自然ですっきりした低音になった感じがします。
この配置は視覚的にやや違和感がありましたが…だいぶ慣れました。(笑)

3.のタイムアライメント調整によってかなりクッキリハッキリ系の音になったのでビックリしました。ヴォーカルの歌詞が聴き取りやすくなった感じがします。

[:image8:]

この調整はOmniMicによる実測を頼りに行っています。
スーパー・トゥイータの位置は今までよりも奥に下がりました。
ボイスコイルの位置を揃えるという観点からは奥過ぎるように思うのですが、測定上はこの位置になります。この位置で聴感上もすごくピントが合った感じになりました。ただ、周波数特性はこれにより8KHzくらいに中だるみができました。なんでかはよくわかりません。聴感上は調整後の方がよいのでそれを信じています。

4.のサブ・ウーファ下のウェルフロート効果についてはgenmiさんのレポートの通りです。

[:image4:]
[:image5:]

上の写真の通り無塗装の白木の円形バーチ合板のウェルフロートです。
オフ会中の実験での想定外の効果でかなりうろたえてしまいました。
2個のウーファ・ユニットが背中合わせに配置されているかなり振動の少ないサブ・ウーファなのでこんなに効くとは思いもよらず…

5.はOPPO下のKaNaDe01です。オリジナルの脚の高さが高いのでカサ上げのためにKaNaDe Underも01の下に使っています。

[:image6:]

これもクッキリ・ハッキリ系になる方向の変化ですが、タイムアライメント調整ほどの大きな違いではありません。

6.のCrossover(チャンデバ)下のKaNaDe01は私の駄耳ではかなり微妙な変化。

[:image7:]

でも、何度もつけたり外したりして聴き比べるとどうも微妙に違って聴こえます。音の傾向はOPPOの時と同じでクッキリ・ハッキリ系のようです。
リヤに使っているCrossoverにも設置したのですが、これについては正直言って差はわかりません。
(^^;)
フロントに合わせる意味で勢いで与えてしまいました。(笑)

以上です。
トータルとして自分でもびっくりするくらい変わりました。
でも、Harubaruさんとgenmiさんに第三者的に聴いていただく前はこれが本当に正しい方向なのかちょっと不安がありました。
お二人の検証には大変感謝しています。
2種類のウェルフロート導入はHarubaruさんの絶大なサポートのおかげです。
ホントに感謝です。

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