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JBLで藤圭子さんのLPを聴いてみました。

日記・雑記
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 2019年暮、清水の舞台から飛び降りる覚悟?で入手したJBLの4770AというSR(PA)スピーカーですが、あれから2ヶ月近く使ってみた結果、少なくとも入手したお値段以上の「音」が出ていることだけは間違いありません。

 昨年、無理して押し込んだ4770Aのおかげで、つながる相手が遠くなってしまったプレーヤーKP-9010をAVレシーバーSC-LX901につないでみました。

 一応、LX901にはPHONO入力があってアナログプレーヤーを直結でき簡単にレコード演奏できるのですが、おそらくDSP機能でRIAAカーブを真っ直ぐに補正しているためか、レンジが広すぎて高域ストレート過ぎ、低域スカスカな音質のため、邦盤ではBASSを+3dB、TREBLEを-3dBくらい補正する必要があります。

 しかし、藤圭子さんのデビュー・アルバム「新宿の女」は例外でトーンコントロール補正なしで聴くことが出来ました。[:image1:] もちろん最新録音のようなレンジが広大な録音ではありませんが、藤圭子さんの声の倍音成分を確実に再現できる必要にして十分なレンジ感で当時のRCAビクターのレコード制作が国内レコード各社の中では最もマシな音質だったというのは本当のようで、例えば南沙織さんが在籍したレコード会社の盤はAMラジオ級の音質で後年、MASTER SOUND盤のリリースでやっとビクター盤に追いついたとか‥

 そして、以外だったのがJBLの4770Aとアナログレコードとの相性で、いままでは比較的新しい録音のCDやSACDソースを中心に鳴らしていましたが、アナログの藤圭子さんの声との相性も抜群であらためてJBLスピーカーの幅広い対応力に感心してしまいました。
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