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その3マルチチャンネル「Dirac Live」お試し導入しました。

日記・雑記
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その2マルチチャンネル版「ディラックライブ」お試し導入しました、でもインパルス特性のステップレスポンスがどう変化したのかを記載していませんでした。その2では、もうスペースが無いので、ステップレスポンスのみ示します。

ステップレスポンスの見方はこちらの日記「インパルスの測定とステップレスポンス」をどうぞ。

[:image1:](Dirac Liveで補正後のサラウンドSPのステップレスポンス)

[:image2:](補正前のサラウンドSPのステップレスポンス)

Dirac Liveで補正した後のステップレスポンスは垂直に立ち上がって、右下がりに落ちていく理想に近い形をしています。一方補正前のステップレスポンスは最初の立ち上がりが小さく、下側にもかなり振れています。

280Hz以下を受け持つウーハーは12dB/octのネットワークのために逆相で接続されているので、3~5msの辺りは負側に少し振れていますが、Dirac Liveで補正後はその振れが小さくなっているようです(単に縦のスケールが変わっただけかもしれませんが(汗))。B&Wなどウーハーも正相接続になっていると、この領域も正側(上側)にあるんですけれど、そこまでは補正していないことが分かります。B&W802Matrixのステップレスポンスは日記のその1に載せてあります。

逆相ウーハーによる低音の打ち消し合いを防止するために、0ー5msくらいの間は全て+側かと思って測定しましたが、Dirac Liveもそこまでは位相補正しないようです。でも、低音の打ち消し合いは、その2に記載したように、かなり軽減されているので、最小限補正しているということなのかもしれません。

それとDirac Liveで補正後のステップレスポンスは、距離補正(Deley)もされているのでt=0msで立ち上がっています。補正前はフロントSPに比べて視聴位置に近いので、数ms早く立ち上がっています(測定時にフロントSPから基準音が出ています)

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