NHK BSプレミアムシアターで、去る5月20日にベルリン・フィルハーモニーホールで開催された、佐渡裕さんが客演で振るベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会を放映している。
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佐渡さんは兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の音楽監督を務めており、そのエネルギッシュな指揮ぶりでオケをグイグイ引っ張っていく姿が素晴しい、今や日本を代表する世界的指揮者の一人である。
日本人指揮者でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したのは数多いが、こと定期演奏会となると敷居が高く、佐渡さんに昨年オファーが来たときにはニュースでも大きく取り上げられていたので、記憶されている方も多いのでは。
さて、NHKの密着取材で、オケとの初めての練習開始から、徐々に互いの呼吸があっていく様子が手に取るように見える、貴重なリハーサル風景も楽しませてもらい、本番の演奏会を観賞させてもらった。
指揮者の意図を理解し、それを実際の音楽に昇華させていくオケのメンバーの凄さ。
リハーサル風景を事前に見ていたおかげで、よく判る。
佐渡裕さんのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団デビューは大成功だったのではないか。
演奏会の模様は、ベルリンフィル・デジタルコンサートでも観賞できるという。
<曲目>
フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム(武満徹)
交響曲 第5番 ニ短調 作品47(ショスタコーヴィチ)
<出演>
(パーカッション)
ラファエル・ヘーガー
シモン・レスラー
フランツ・シンドルベック
ヤン・シュリヒテ
ウィーラント・ウェルツェル
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)佐渡裕
収録:2011年5月20日
ベルリン・フィルハーモニーホール(ドイツ)
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