久しぶりの買い物をして、CDPを新調したまではよかったのです。新しい機器の導入は動機は何であれ、音を出すまはワクワクしますよね。
DENON DCD-SA1からESOTERIC K03-Xsへの代替です。
どんな音が出るかと胸膨らませて、重いな~と思いながらも不調のDENONと入れ替えます。
(この写真はDENONの時に撮ったもの)
まずは素の状態の確認からと思い、ノーマルの状態で音出しをスタートしました。ですが、ここで青くなりました。想像を(悪い方に)遥かに超える音が出たからです。
ショップで確認した、音数が多くて芯のしっかりした音は出るのです。でも、音がきつくて長く聴いていられない感じでした。そして定位がバラバラで聴いていても落ち着きません。そして、エソテリック自慢のメカの回転音がサーっと聞こえてきて音楽に集中出来ませんでした。本当に青かったです。
最初からいい音が出るとは思ってはいませんでした。これまでも新品には苦労して来ました。大抵の場合は初期馴染みのエージングから始める必要がありますね。ですが、今回は展示品だったので、鳴らし初めからまともな音が出るかなと、少し期待はしていました。それが、まったくの期待はずれです。青くなりながら、同じDENONからエソテリックに代替したベルウッドさんに連絡してみると、「半年近く悩みました」との返信でした。
まあ、こんなものかと思いながらも、頭の中が音のことでいっぱいになってしまいます。本当にまともに聴いていられる状態でなかったのです。正月はゆっくりと音楽を楽しみたいと思って、ろくな情報収集も比較試聴もしないで、即決で決めた代替機でした。でも、これでは何にもなりません。
ここからは、必死で情報を集めながら悩みぬいた3日間でした。メーカーのHPやネット上の記事などを漁りながら、なぜ音が悪いのかを考えていました。エソテリックは多くの方が上手に鳴らしているし、短時間とは言え自分も比較試聴して決めたものです。機械が悪いのではなく、鳴らし方が悪いのだと。
悩んで悩んで悩みぬいた末に、「そういうことか・・・」と開眼しセッティングに取り掛かりました。
-つづく-
この日記はある意味、失敗の記録ですが同じような体験をされた方がいるかもしれませんし、何かの役に立つことがあるかもしれないと思い、記録しておくことにしました。
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