久しぶりの買い物

日記・雑記
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CDプレーヤーが壊れた。不具合の始まりは3か月ほど前からSACDが読み込まない症状が出ていた。ピックアップの寿命が来たと思った。だが、ちょうど金属たわしアースの取り組みを始めたころだったので、そのままCDを主体に聴くことにした。ところが数週間後には、CDでも読み込まないものが出て来たのでピックアップ交換の修理に出すことにした。

郵送して見てもらった結果は下記の通知が来てしまいました。
「ピックアップ不良ではなく、サーボ基板不良でした。部品がありませんので修理不能です。」

もう十数年使ってきたDENONのDCD-SA1なので仕方がないとは思うものの、出川式電源化をはじめ10項目以上の改良をしながら使い続けて来た機器なので、修理不能のショックは大きかった。

それでも、金属たわしアースの実験が終わるまでは同じ機材としていたかったので、読み込むCDだけで使い続けていた。最終的な状態では、瀕死の状態とでも言うのか1時間ほど回し続けないとブツブツとノイズが出て、まともに鳴らない状態だった。

ようやく金属たわしの実験が落ち着いたので代替機を探すために秋葉原に向かった。最初はダイナのトレードセンターに行った。そこでめぼしい機器の比較試聴をお願いしたところ。

ダイ:「ウチで聴くより、となりの4階で聴いた方がいいですよ。」
ヒジ:「そうですか、でもこれを聴かせてもらえますか?」
ダイ:「聴いてもいいですけど、ウチは安く買いたい人が買うところなので、試聴環境が整っていて、音に対する相談もできる5555の4階に行った方がいいです。」
ヒジ:「(内心)安く買いたいからここに来たんですが。。。こちらも聴かせてもらえますか?」
ダイ:「オーディオは音に対する相談に乗って、的確なアドバイスをする。そういう商売ですから4階に行った方がいいですよ。」
ヒジ:「わかりました。5555の4階に行ってきます。」

何て商売気がないんだろう?と釈然としない気持ちを抱えながら4階に向かった。すると、本日は12時から開店しますとの表示が出ていた。まだ1時間以上あるではないか。他のショップは・・・と考えて仕方がなくテレオンに向かった。

ヒジ:「DENONとESOTERICとAccuphaseの100万円くらいまでのCDプレーヤーを聴かせてください。」
テレ:「わかりました。では、今あるDCD-SX1LIMITEDとK-03XsとDP-560をお聴きください。」
ヒジ:「AccuphaseはDP-750も聴かせてもらえますか?」
テレ:「聴かない方がいいですよ。やっぱり一番高いものがいいですから、予算に合わないDP-750がよくなってしまいますよ(笑)」
ヒジ:「そうですか。でも聴かせて下さい。」

この店も商売気がないのかなとの疑問がわいてしまった。結局、1時間くらい聴いて、ESOTERICのK-03Xsに決めた。


故障の代替機を選びに行ったのではなければ、どちらの店でも即刻帰るところだったが、急いでいたので決めた感じだった。商売気がないのか、やる気がないのか、買いそうにないと思われたのか。10年ぶりのオーディオ機器の買い物だった。

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DENONの時は自分の方がワンランク上級機でしたが、今回のESOTERICでは、ベルウッドさんが何ランクも上級機ですね。ですが、K-03Xsでも十分に音数の多さや、音の芯がしっかりとした基本性能のよさを、短時間の比較試聴でも感じることが出来ました。

でもね….なんですが、テレオンで最初にESOTERICを聴いたときは耳馴染みが悪くて。。。「どうも耳の準備が出来ていないので、DENONから聴かせてもらえますか?」なんて一幕もあったんです。自分はやっぱり太く濃い音が好きみたいです(笑)

ですので、この基本性能のよさを生かして、自分好みの音にどのように仕上げるかが課題ですね。

>DENONとESOTERICは、そのメカや筐体構造などメカニカルな面でだいぶ設計思想が違うようです。それは、ヒジヤンさんのようにキリキリとセッティングを詰めてこられた方にとっては、最初、戸惑うのではないかと思います。私もそうでしたから。

本当に最初は冷や汗たら~り、でした。月曜日に届いてから、仕事も思うように手に付かずに朝から寝るまで頭から離れませんでした。でも3日目あたりに開眼して、今は帰宅すると寝る間も惜しんでセッティングを詰めています。

オーディオマニアっていやですよね。上手く鳴っているときには、それほど聴きもしないのに、上手く鳴らないとなると頭の中がそのことでいっぱいになってしまう。自分の事ながらアホの極みだと思います(笑)

でも、こんな状態からは早く抜け出さなくてはいけませんので大特急で追い込みます。一週間下さい!12/29までには一発目を仕上げますので、また検聴してみてください。

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