ストリーミングやYouTubeなど、様々な音源がフリーに聴ける時代となっていますが、簡単に聴くことが出来ないキワモノと呼ばれるものがあるものです。
邪心音源の日記を書いたときに、様々な音源を紹介してもらいましたが、中にはストリーミングでもYouTubeでも聴けない音源がありました。
Ton2さんが紹介してくれた「花火」1993年の熱海海上花火大会の生録のCDもそのひとつです。いろいろ探してみたのですが見つからなかったので、自分が取り上げた「片貝花火2017」と比較してどうでしょうか?と質問したところ、お貸しいただけるということで聴かせてもらうことにしたものです。
Ton2さんは、長岡教から始められたとの事で、その他の長鉄キワモノCDも合わせて送ってくれました。
①花火<臨場感の極致!!>
1993年の熱海海上花火大会の生録のCDで、会場の暗騒音の中での花火様子が録られています。
感想はTon2さんが言われていた通り、頭上の花火と山からこだましてくる音が一体になって圧巻です。爆発の直接音は「片貝花火2017」の方が上、迫力がありますが、「熱海」の方はもう少し野太い音と周囲の反響で雰囲気を感じるというものでした。
②梵鐘
様々なお寺の鐘の音が録音されている。録音現場の虫や鳥の鳴き声と共に録られた鐘の音が生々しい。鐘の音はYouTubeでも多数聴けますが、様々な寺院の鐘の音を集大成したものはないので、その意味から価値があると思います。
③鳥の楽園セイシェル
波の音が前後左右に流れ、鳥の鳴き声が上から聞え、上下方向の立体も表現した生々しさが感じられた。鳥や波の音もYouTubeで多数聴けますが、ここまで立体的に録られたものは見つかりませんでした。
④超絶のパーカッション/高橋美智子
30種類を越すパーカッションで天地創造を構想した諸井誠氏の音楽が奏でられる。解説では、「極超低音32.7Hz……打楽器猛打の衝撃!」とありますが、パーカッション群での超低音が強烈。ダイナミックレンジも大きく、部屋の共振チェックにも使えます。
番外:驚異のコントラバス・マリンバ
超絶のパーカッションを聴いて思い出しました。同じ高橋美智子がコントラバス・マリンバを演奏するDiscが一時話題になっていました。オフ会で何度も聴かせてもらった想い出もあります。
こちらは冒頭から超低音が入っていてビックリする邪心音源です。YouTubeに冒頭の10分がアップされていました。
中々聴きにくいキワモノ音源ですが、たまに聴くのは楽しいですし、自然界で耳にする音は、その対比をすることでオーディオ・チェックにもなりますね。
コメント ※編集/削除は管理者のみ