SWの「自動音場補正機能」って、いったい何しているのか、教えてください!

日記・雑記
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最近、SW問題でお騒がせしております(汗)。拙宅の(超)低音再生能力の向上を狙って、安易にも(笑)、SWを入れ替えようと思っているため、情報収集に努めているからです。

実はすでに導入するSWは入手済みで伊豆に届いているのですが、今週末に、最近筋肉増強中(爆)というグランドスラムさんにお手伝いいただいて、セッティングをする予定になっております。設置場所については、皆さんのお陰で、ほぼ腹が決まりました。

今、迷っているのは、マニュアルとにらめっこしているからなんです。

<写真1>[:image1:]

そのSWはELACというメーカーのものなのですが、最近のSWにありがちな、「自動音場補正機能」とやらが付いているのです。ちなみに、当代の人気モデルの中では、唯一エクリプスの現行モデルは、設計が古いためか付いていません(ゆえにハイテク好きの私(笑)は、候補から外した面もあります)。つまり、要はミーハーな私は(汗)、この機能付きのSWを使ってみたかったのですが、マニュアルを手にした今、頭の中に???が渦巻いているんです。

というのは、わざわざアスタリスクまで付けて、「AVアンプの自動音場補正を行う前に本機の自動音場補正を完了してください」とマニュアルに書いてあるのですが、この両者の「自動音場補正」の関係性がよくわからない(泣)。もちろん、この「補正」のオンオフは後からでもできますので、「どうしてもセッティング前に知っておきたい」というわけでもなく、また正論を言えば、「実際に聴いて自分の耳で決めろ」というのは言うまでもないことですが(汗)。

ただ、一応(社会)科学者の端くれ(笑)として、「何も知らなくていいから、とにかくこのボタンを押して、後は黙って聴いていろ」と言われるのは癪ですから(笑)、少しでもそのロジックというかメカニズムを知ったうえで使いこなしたいと思い、「こんなことも知らないのか」と言われかねないという恥を忍んで(汗)、お詳しい皆様にお尋ねする次第です。

早速ですが、ELACのマニュアルから引用しながら相談させていただきます。

まず、このELACのシステムは、「デバイス内蔵のマイクロフォンを用いて、サブウーファーから発せられたテスト信号を採取し、計測を行う」そうで、「ELACのサブウーファーのコントロールに特化したもの」とあります。

で、具体的には、

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「自動音場補正機能は2ステップの操作から構成されています」

<目的>

1.「使用する環境の音響特性を測定」
2.「実際に音を鳴らした際の特性を測定」

<計測方法>

1.1度目の計測
サブウーファーの直近にデバイス(マイクの位置に注意)を置いて計測(キャビネットのボトム部からテスト信号を採取してください)

2.2度目の計測
実際の室内環境の測定を行う。デバイスを実際のリスニングポイントまで移動させ、計測

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だそうです。「計測が正常に終了した後、計測された部屋の周波数特性の値と自動で計算されたフィルターの補正値が表示され、”Apply“を押すと、フィルターによる補正が適用される」そうなので、Undoすることは簡単なようです。

さて、まずよくわからないのが、計測Step1の「キャビネットのボトム部からテスト信号を採取」の意味です。これ、マイク(これはスマホのアプリを使うようなので、マイクはスマホのものになると思います?)というかスマホを、床の上にでも置け、という意味なんでしょうか?また、なぜそんなところで計測する必要があるのでしょうか???

次にわからないのが、上記の<目的>と思しき2つのターゲットと、<計測方法>との因果関係です。どうも、目的の1が、方法の1、目的の2が方法の2でもないように素人目には思えるのですが???

これらは、いったい何やっているんでしょうか?

さらに問題なのは、「自動で計算されたフィルターによる補正を適用」って、何に対して補正をかけているのでしょうか?f特?音圧?位相?定在波? マニュアルには何をどう補正するのか、何も書いてないのです・・・(泣)。

どうしてこれを気にするかというと、言うまでもなく、拙宅にある自慢の(笑)、Dirac LiveのBass Control機能と、どこがどう違うのかを知っておきたいからです。屋上屋を重ねることにならないのか、それとも相互補完関係にあるのか。

言うまでもなく、ELACの方はSW単体に対しての補正であり、Diracの方は、複数のSWを含めたシステムスピーカー全体に渡る補整であることは、さすがの私でも(汗)理解しております。

ただ、せっかく新規導入するSWの能力を拙宅において最大限に発揮させるうえで、「屋上屋を重ねる OR 船頭多くして船山に上る」のであれば、せっかくの機能ではありますがELACの方の補正はパス(つまり補整Off)して、すべてDiracに任せる方がよいのかもしれませんし、「相互補完関係」にあるのであれば、ELACのマニュアルにある通り、まずELACの補正機能を作動させてから(つまりOnのままで)、その後、AVプリによるDirac Liveを走らせることになりましょう。

繰り返しますが、「最終的には両方やってみて自分の耳で判断」とうことは言うまでもありません。ただ、音響工学にお詳しい方や、実際にこのような音場補正付きのSWを使っておられる方のご意見を聞いておきたいと思っている次第です。よろしくお願いします。

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