「げてもの」機材のお部屋【ビジュアル編】

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 ワールドカップ・カタール大会での日本vsドイツ戦逆転勝利の余韻も冷めやらぬ今日この頃ですが、勝利を祝して4K録画した浅野琢磨選手の逆転ゴールシーン(黄色いユニフォームのゴールキーパーの左肩をカスメているボールが逆転弾で名ゴールキーパーでも阻止できなかった弾道)をアイキャッチ写真にしました。(120インチスクリーンへの投影写真ですが正確に撮影するとスクリーンショットと見分けつかないため、わざと外してスマホの影も入れてます。)

 ビジュアル機材はオーディオ編と異なって比較的新しい機材や新品もあるため「ゲテモノ」度合いは幾分下がりますが、強いてあげればレーザーディスクプレーヤーとD-VHSデッキでしょうか。コンテンツが大量に残っているため、今でも現役なんです。特にD-VHSデッキで録画した2000年~2007年頃の黎明期のハイビジョンコンテンツが貴重で2004年頃から悪名高いコピーワンス制御がかけられ他のメディアにダビングできないため、保管がシビアなD-VHSテープで維持する必要があり、D-VHSデッキも含め、あと10年維持できるか自信ありません・・と、ここでボヤいても仕方ありませんので本題に入ります。(※内容は少しずつ更新中です。)

①  70インチ4Kテレビ SHARP 4T-C70BN1 2022年8月末にハードオフで10万で入手、トップ写真のとおりワールドカップ・カタール大会の観戦で有効活用しています。SHARP製だけあって?内蔵チューナーの性能はイマイチ。普段は4Kディーガの映像をHDMI接続で見ています。8K収録の4K放送では適切に画質設定をするとパッと見で8K放送を彷彿とさせる高精細な映像が表示され入手時の費用からすれば存外の性能です。

② プロジェクター JVC DLA-X55R(¥630,000 2012年頃) 2022年4月中旬の夜勤明け、新しいバイクでハードオフ巡りをして何店舗かに寄って「今日も収穫なしかな・・」とダメ元で入った最後の店舗でトンデモナイ掘り出し物がありました。それまで使用していたモデルは数世代前のDLA-HD750(2008年)。掘り出し物は4K e-shift2が搭載された3D上映可能なモデルで3Dエミッターと3Dメガネが2個付属し、光源ランプも交換済みで60,500円でした。当日はバイクで持ち帰ることが出来ないため、翌日に車で買いに来ることを約束しアルトで再度来ました。いつもは「遠い所から来たので端数の500円くらい勉強してね」と値引き交渉するのですが、この日はいち早く自宅で確認したくて値札どおり払い自宅に持ち帰りました。疑似4Kのうえ4K入力も出来ないモデルですがHD750から4年間のアドバンテージは顕著で、それまでのHD750の映像が水彩画なのに対し油絵になったような印象。4K e-shift2の効果はDLA-HD750だと斜めの輪郭線がカタカタと階段状になっていたのがX55Rで解消したのと遠景撮影の映像の見通しも良くなりました。予想以上だったのは3D再生で3Dコンテンツを数本買い求めて再生したら映画館以上の立体感に大感激。M1おんちゃん様から大量の3Dコンテンツをお借りして楽しみました。いずれネイティブ4K解像度のプロジェクターも機会に恵まれれば安価に入手するつもりですが、当面はこの機種で満足して使います。

③ 120インチ電動スクリーン OS ピュアマットⅡ 2008年当時、今なら普及価格帯の75インチ4K有機ELテレビが買えそうな33万くらいの費用で揃えました。サイズ的には自宅の狭い8畳間だと両脇に並べたスリムなスピーカーが邪魔になるほど大きくて、視聴距離も短かったため「100インチくらいにすれば良かった・・」と思いましたが、広いリビングルームに移設してからは120インチにして正解だったと見直しています。真っ白いマットタイプの生地のため、それなりの迷光対策が必要ですが、しっとりとした映像で将来、ネイティブ4K解像度のプロジェクターを導入しても継続して使用できると思います。

④ AVレシーバー PIONEER SC-LX901 オーディオの機能だけでなく、ビジュアル面でも高機能で同社のBDP-LX88と同等の4Kアップスケーリング機能があり4K放送開始まではお世話になりましたが、4Kレコーダーでピュア4K放送を見たら、4Kアップスケーリングした映像との違いが大きく、地デジ放送も高画質に見えるほどアップスケーリング機能が優秀なほか、BDP-LX88を追加したので、今ではPCと古いBDレコからのHDMI入力に4Kアップスケーリング機能を働かせています。

【BDレコーダーについて】2006年、地デジ放送が開始されて最初に買ったのが日立のDVDレコーダーで1TBのハードディスク内蔵でDR録画をする分には無劣化でしたがDVDにダビングすると信じられない程画質が劣化し、2008年以降はパナのDIGAトップモデル級を5世代くらい愛用しています。DIGAはその時点の最高画質を目指して開発されているため、今では地上波チューナーの画質でも他社と大きなアドバンテージがあり、録画・再生画質に至ってはオリジナルよりも鮮明で、かつ録画やダビング時の制約が少ないことなど、当たり前と思っていた動作が他社のレコーダーを使うと当たり前じゃなかったことを思い知らされます。二世代目くらいまでは、せっせとBD-Rにダビングをしていましたが、費用も時間も場所も取るため、レコーダーのハードディスクが満杯になったら次世代機に更新しています。現在の4KDIGA2台もハードディスクが満杯になってきたことから年末年始の豪華番組録画用に次世代機の導入を検討中です。

⑤ 4KBDレコーダー PANASONIC DMR-SCZ2060 2018年12月1日からの4K(8K)本放送に間に合わせるため、10万強で新品購入。チャチな作りですが画質は一級品で特に地上波などの2K番組を4K画質にアップスケーリングする能力が素晴らしいのです。内蔵HDDが2TBで直ぐ満杯になるのと外付USB-HDDにも4TBの制限があり、かつ同時に1台しか繋げないのが残念。

⑥ 4KBDレコーダー PANASONIC  DMR-4CW400 単身赴任になって、⑤の4Kレコ購入の1年後に新品10万で追加しました。初代機より微妙に性能が上がっていて内蔵HDDも4TBに。4Kチューナーもダブルになり、北国への単身左遷?赴任期間が終わって自宅に左旋パラボラを設置してWOWOWの4K放送をNHK BS4Kとともにダブル録画していましたが、次第に録画が義務的になって疲弊しWOWOW契約は途中下車しました。

⑦ BDレコーダー PANASONIC  DMR-BZT900 山形市内のハードオフで3チューナー3TB機の中古を7万で購入。iリンク端子が残っていてD-VHSデッキとデジタル接続できコピーワンス制限のないD-VHSコンテンツはHDDに取り込めるので使っています。D-VHSコンテンツにコピーワンス制限があっても試聴する事は可能なので、D-VHSデッキとBZT900はiリンク端子で接続し以下、HDMI端子で⇒SC-LX901⇒4Kテレビと繋げばD-VHSの2Kコンテンツを4K解像度にアップスケーリングして観賞できます。

⑧ ユニバーサルプレーヤーPIONEER BDP-LX88 2021年にハードオフで10万で入手しました。手持ちのSACDコンテンツがAVレシーバー PIONEER SC-LX901にDSD信号のまま直結でき、5.1チャンネルマルチ音声もDSD信号のまま再生できるメリットやPQLSと言うメーカー独自のジッターレス接続機能がある点も導入した理由です。パイオニアには4K-UHD対応のハイエンド機LX800もありますが中古でも割高で4Kレコでも4K-UHDを再生できるため、旧モデルで迷いはありませんでした。そのほか、XLRバランス出力もあって、BDP-LX88⇒AU-α907DR⇒DS-2000のシンプルな接続でSACDやCDを聴くと癖のない音質で聴くことが出来るため、ゲテモンスピーカー軍団で音決めに迷った際も音質的なリファレンスとして活用しています。

⑨ D-VHSレコーダー Victor HM-DHX1 5年程前に米沢市内のハードオフで1.5万ほどで買い求めました。前述のとおり⑦のBDレコとiリンク端子接続で組み合わせて使用しています。面白いのはS-VHSコンテンツや外部入力信号も鮮明に2K解像度にアップスケーリングしてiリンク端子に出力してくれるのでアーカイブ用として時々お世話になっています。D-VHSデッキではHM-DHX2と言うHDMI端子付きの最終モデルを探しているのですが、取り敢えず古い機種でもiリンク端子でDIGAに繫げば無劣化でDIGAからHDMIで出力でき目的が適うことから大切に使おうと思っています。

⑩ レーザーディスクプレーヤー DVL-919 往年のLD再生機 LD-S1が結露で故障し中古を2万で買いました。冬期の結露は古い機材にとって鬼門でLDプレーヤーは何台かダメになっていますがLDコンテンツもかなり残っていることから時々、思い出したように使っています。(直近では昔の「トップガン」とか!)映像自体はアナログ記録のそれなりの画質ですが、Y/C分離が優秀で残像の多いD-VHSレコの3次元Y/C分離回路よりS端子出力のほうが鮮明な画質でDVL-919⇒HM-DHX1⇒BZT900⇒SC-LX901⇒4Kテレビと繋げばLDコンテンツを4Kアップスケーリングでき、4K放送で時々放送する昔のSD解像度コンテンツの4Kマスターリングと遜色のない画質になります。しかしながら、ある程度アップスケーリング効果がある2Kコンテンツと違って昔のSD解像度コンテンツのアップスケーリングは放送局でやっても自宅の機材でやっても画質の伸び代は限られますよね~(涙) ※11/22放送の伝説のコンサート オフコース1982.6.30日本武道館の4K放送を見ての感想です。

【ひとりごと】 11月27日(日)のコスタリカ戦も4K放送で応援しようと思ったら、テレビ朝日系列での地上波のみの放送のようです。(念のため、地デジアンテナもシビアに方向調整しました。) せっかくBS朝日の4K放送チャンネルを持っていても放送はしないようで放映権料の問題もあるし営利企業ですから採算度外視は無理なのでしょうが極めて残念な対応です。(富山・高知・鳥取・島根など系列局がない県民はどうやって見るのかしら・・)

 そういう意味では、コスタリカ戦を再放送すらしないNHK側も必要以上に腰が引けていて、こういうビッグイベントこそ、BS2Kの2つの放送チャンネルや番組表がスカスカの4K、8K放送チャンネルを活用せず、いつ活用するんだと言いたくなりますけど・・ついでに言うと皆様の大切な受信料(当方も衛星契約でしっかり払ってますよ!)をNHK職員の給与や東京放送センターの建て替えに必要以上に使うのではなく、こういうビッグイベントこそ大盤振る舞い・・例えば4K放送と8K放送でワールドカップ全試合を生中継するなどすれば、視聴者を増やす絶好の機会だったし、放送する民放局がない地域や難視聴エリアの救済になるのに・・更に突っ込むと、元々、衛星放送は全国のテレビ放送難視聴エリア救済を大義名分としてスタートし、我が家も山間部でUHF帯の電波が届きにくいことから、BS空きチャンネルで東京キー局の番組が見られる「地デジ難視対策衛星放送」を申し込んだのですが、頑張れば地デジを受信できる世帯はダメなのだそうで、この地デジ難視対策衛星放送自体も平成27年3月末で終わってしまいました。総務省や放送局側で少し頑張れば日本中くまなく電波を届けられる衛星インフラがあるのにやらないのです。大ファンのPerfumeのダンスの師匠MIKIKO氏が一方的に外された東京五輪の様々なイヤラシイ利権など広告・マスコミ・放送業界の「出来るけどやらない」は利権が大きく絡んで制約があるのでしょう・・

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