先週末、久しぶりに拙宅で音会を開催しました。
参加していただいたのは、岡山グループのスイートサウンドさんと、helicatsさんです。
スイートサウンドさんには、YAMAHAのCD-PとAIT-DAC等、ハイレゾ再生環境一式を用意していただきました。
helicatsさんには、先月のスイートサウンドさん宅の音会で聴かせていただいた300B-PPアンプと定電圧電源用部品を持ってきていただきました。
色々、音会用の道具を準備していただき、ありがとうございました。
先ずは、拙宅のシステムの音を確認していただくため、得意分野のクラシックの大編成物、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート2010(CD)から聞いて頂きました。
電源の汚れによる音質への影響を心配しましたが、この日は音のヌケは今一歩でしたが、帯域バランスが良くてホッとしました。
拙宅にはまともなハイレゾ環境がないので、代わりにLPを数枚聞いて頂いた後、音像の高さが課題になっていたボーカル物を聞いて頂きました。
何時もなら、ボーカルの定位は1mの高さ以上にならないのに、ホーリー・コールが2m近くの高さに聞こえるとスイートサウンドさんに言われました。
実際に自分で確かめて驚きました。前夜に慌ててSPの間隔を5cmずつ狭くしたのがたまたま当たりだったようです。
次に、パワーアンプをhelicatsさんが自作された300B-PPに替えてみました。
このアンプは、全電源を安定化した無帰還アンプで、DFは7前後ではないかと思います。
鳴らし難い代表SPのようなSCM150ですが、この300B-PPは、常用しているKT120-PPよりも制動力が高く感じられます。
大型電源トランスと安定化電源を使用した強力な電源が、SPのドライブ能力に大きく貢献していることが実感できました。
それから、スイートサウンドさんに用意していただいたハイレゾシステムを接続しました。
ハイレゾ音源は、helicatsさんが持参されたボーカルとクラシックを中心に聴かせていただきました。
これは音の滑らかさと音の強さがうまく共存していて、これを聴くとCDは帯域が狭く粗さも気になってしまいます。
もっとも、拙宅のCD-Pは普及機を改造したものなので、ハイエンド機器をお持ちの方からはお叱りを受けるかもしれません。
また、AIT-DACと拙宅のDAC(ES-9018S+金田式ディスクリート)の音質比較もさせていただきました。
AIT-DACは、やはり解像度が高く、S/Nがいいですね。
ややスリムで締まった音の傾向もあるようですが、これは使いこなし次第でどうにでもなるレベルだと思いました。
食事を挟み5時間程度の間でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
みなさま、イノシシやタヌキと共生しているような田舎まで足を運んでいただきありがとうございました。
また時間を作って、秋の音会(その3?)をやりましょう。
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