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インサイドフォースの発生メカニズム

日記・雑記
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レコード再生時のインサイドフォース(IF)の発生メカニズムを明確にし、IFキャンセラーを効果的に使用するのに役立てていただければと考えて日記にしてみました。

なお力学は素人なので、誤りがあるかも知れません。
(力学に詳しいヤフブロのmoleさんの記事を、勝手に一部引用させていただきました。_0_ )

もしお気づきの点がありましたら、優しく教えてください。

それでは、IFの発生メカニズムを図にしてみましたので、以下を見てください。

これによりIFは、トーンアームが時計回りのモーメントでカートリッジを内側(レコードの中心方向)に押すために発生することが判ります。

よく聞く話では、カートリッジの針そのものにIFが発生し、トーンアームがこれに追随しているので、IFキャンセラー(IFC)を掛けるとさらに針に負担が掛かるので止めたほうが良いというのがありますが、これは誤りだと思っています。

適正にIFCを掛けることで、カートリッジの針やレコードを守り、歪の少ない音楽を楽しみましょう。

なお蛇足かもしれませんが、IFにより針が右に曲がることがありますが、これは長期間IFCを掛けずにカートリッジを使用すると、針の支持部分に癖が付いてカンチレバーの向きが僅かに変わるものです。

カンチレバーそのものが左に曲がるというのは、IFCを掛けすぎてトーンアームに反時計回りの強いモーメントが発生するからだと思います。

カンチレバー設計時にIFは考慮済のはずで、IFだけでそれほどの力は発生しないはずです。(IFCを掛け忘れただけで、カンチレバーが曲がるはずがない。)

以上、長くなりましたが参考にしてください。

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