この夏いろいろいじったところをまとめて。
1. 勾配天井の垂直面を凹凸に
2. コーナーを塞ぐ
3. スピーカーの位置を変更
勾配天井の垂直面はそこだけ何もしていなかった面。つまり石膏ボードに壁紙でした。向きも違うし距離も離れているので、どうせ聞こえないだろう、とタカをくくっていました。ところが先日PhileWeb外の方にお越し頂いた際、「あの面、鳴き止めした方がよい」と指摘されてびっくり。部屋に入って二、三歩あるき、一言二言声を発しただけでです。オーディオは一切鳴らしていません。
レーザー墨出し機と梯子のお世話になりながらせっせとプラダンの画鋲止めです。角度はきっちり45度。これで効果があったらもっと本格的に吸音材仕込むなり木組み組むなりアンクの森にするなりすれば良いでしょう。
[:image1:]
コーナーを塞ぐのは前からやってみたかったこと。お手本はズバリKYLYNさんです。これも材料はプラダンの積層材(1800x900x4を200ごとに切れ目を入れて折り畳んだ物)先月のジャバラ作戦以来うちはプラダン御殿と化しつつあります。安い材料でとにかく作ってみて、良かったら資金を投じるという方向性です。
最後にスピーカーの位置を変更。直前まではウーファー中心で横50cm、奥行き81cmのカルダスセッティングをしていたのですがこれを横53.5cm、奥行き86.5cmに変えました。そしてオーディオボードを取り払います。狙いはウーファー中心の高さ86.5cmを奥行きと揃えて奥行きだけでなく高さ方向も横と黄金比にしてやろうという作戦です。とはいえ複数の方々が予言した通り、スピーカーがだんだん前に出てきています(笑)なんともお恥ずかしい限りです。
[:image2:]
ベルウッドさんの記事でも取り上げられていた内振り角ですが、拙宅では’真っ直ぐ進んだ音が5回反射するとセンターに当たるくらい’の内振り角です。つまり平行法でもなく三角法でもないテキトー内振りセッティングです。左右の角度の一致は厳密に合わせ込みますが内振りの深さ(浅さ)は壁にレーザーを当ててだいたいこの辺かなと思うところで決めています。このくらいの内振りがボーカルを小さくセンター定位させるのに効果的です。
さて、肝心の音ですが特に悪化したところはなく、以前よりもセンターからスピーカー外側までのつながりがスムーズになったような気がします。これを回り込みというのでしょうか。拙宅の弱点を突くソラノスフィアTr4ターミナルの低音も心なしかピークディップが緩和したような。
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