秋のhigh speed遠征 第二日
パパリウス邸
Symphonic mpdという名前の、オーディオ再生に特化したLinuxディストリビューション の作者パパリウスさんのお宅にお邪魔させていただきました。きっかけはPhile Webです。レス欄で気の利いたコメントを頂いて以降、気になっていました。
symphonic mpdの記事はいつも活況。レスが100を超えることも珍しくなく、中には183というのもあります。過去最多は存じ上げませんがかなり多い方なのではないでしょうか。私はラズパイ/Linux勢ではありませんが勉強の為、閲覧させて頂いています。
記事化ついでにmpdとは何か調べてみました。Music Player Deamonの略でNAS+ネットワークプレイヤーの仕組みをLinux上で動かすためのLinuxプロセスのことのようです。
システムを非常にざっくり紹介。
Raspberry Pi 3 + symphonic-mpd
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ES9018S ガレージメーカー製DAC(Arcadia)
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SHARP 1bit AMP
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DALI Helicon 400
※写真では外振りに見えますが平行法です。
[:image1:]
ここでOSのチューニングがされていると思うと胸が熱くなります。
上流の変化にきちんと反応する素直な(オーディオの)チューニングがされていて、特に高域のキラキラした音が良く聞こえました。聞き慣れた音源で「こんな音が入っていたのか」と久しぶりに気付かされる場面もありました。
どちらが正解かは置いておくとして、音の配置、前後関係が微妙に違うのです。ある音が前に出てくる、または繋がりを感じやすい、そういう再生でした。
前半は持ち込んだ音源を。後半はパパリウスさんの普段使いの音源を聞かせて頂きました。と、ここで終われば普通のオフ会。
実は上の写真にはパパリウスさんの機器ではない物が写りこんでいます。事前の承諾を得て拙宅のゴニョゴニョを持ち込み比較させていただいたのです。
それほど作り込んでいない私のPC。クロックやらプロセスの状態をお伝えすると、出るわ出るわ(OSの)チューニングに関するアドバイスの連続。MFさんとは異なる切り口のものもあります。パパリウスさんWindows機でもそうとう作り込めるのでは?
その場で出来る範囲でいじって早速聞き比べをしました。再現性や普遍性がわからないのでどこをいじるとどう変わるとかこの場で記事にすることはできませんが、収穫の多い訪問でした。
パパリウスさん 長時間の対応と送り迎え、ありがとうございました。
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