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珍客来訪!【小林悟朗さん】

日記・雑記
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今日、音楽プロデューサーでありオーディオ評論家でもある小林悟朗さんが来訪されました。以前お宅訪問させていただいたK氏の友人でもあり、私も最近マイ○○さんになっていただいたためです。

海外に行かれていることが多いことと、休日も仕事のことが多いのだが急遽時間が取れたとのことで、午後4時に待ち合わせました。ヤマテツも小林さんと会いたい!と話していたので来てもらいました。

小林さんは、ミクでも海外のコンサートホールのことや、音楽のことについて書かれていて、何時も勉強させてもらっていたので、急遽だったこともあり舞い上がってしまいました。どんな話をしようか、どのディスクをかけたら良いのか、など迷いましたが慌てても仕方がないので、成るようにしかならない!と腹をくくりました。

お越しいただき早速、試聴タイム!ミクでRCOの話題を書かれていたので「RCOの新世界」を選択しまた。次に少し小編成のオケをかけました。いただいた感想は、
「中音域がくっきりとしていて、威勢が良い。」「スピーカーと試聴位置の距離に対して左右SPの距離が離れているので バイノーラル効果がやや強調されて、大きなヘッドフォンのように 耳元に近いところで音が鳴ってパノラミックに左右に広く 音場が展開する。 オーケストラ再生では自分の好みからすると、ややスピーカーが存在を主張しすぎて センターが薄いと思う。」


いや~本物の本物を聴いておられる方から、このようなコメントをいただいたのなら本望!と思いました。

次に、小林さんが持ってこられたCDを何曲か聴いていただきました。そしてコメント!
「ボーカルものでは、はるかに違和感がなく 両スピーカーの間奥に楽器が展開し、センターのVOCALはくっきりと 浮き立って情感も豊かだった。」「どちらかといえば POPS向きのセットアップに なっているのではないかと思う。」

いや~私にとっては最大の讃辞でした。何時もオーケストラが・・・などといっていますが、まだまだ聴き始めたばかりで 音楽自体の理解も出来ていないので、まともなセッティングなど出来ていなくて当然です。ボーカルがまとも!と言っていただけたので最高に嬉しかったです。

その後は、オーディオや音楽談義をさせていただきました。その中で心に残った言葉をいくつか挙げておきます。

①私とヤマテツには、オーディオに取り組む勢いがある。そこが2人のいいところ。それが音にも出ている。
②音量は音の形がある時点まで同じ形をたもつが、ある一定以上の音量となると形が崩れてくる。そうしたポイントがある。いずれにしても絶対音量の感覚を持つことが聴きくらべには肝要だ。
③低音がまだ十分に鳴りきっていない。802Dの本来の低音が出てくるには結構時間がかかる。
④低音は、卵に例えると固い周りの殻と、ドロドロした中身にあたる要素があってそのバランスが低音の質を左右する。
⑤クラシック音楽の録音では メインとなるステレオ・ワンポイントマイクと音源との距離・角度が非常に重要。再生でもそれと同様にスピーカーとリスナーの耳との距離・角度が大事である。

小林さん、また機会があったら遊びに来て下さい。

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