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スピーカーから出るまでの音と出てからの音 -ベルウッド邸オフ会で感じたこと

日記・雑記
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大きな躍進を果たしたベルウッド邸のオフ会とサウンドを振り返ってみます。 前回訪問から4 カ月間の間にやったことは、下記の 2 つとのことでした。
1)スピーカーを含むオーディオ機器の一点メカニカル・アースの採用
2)天井コーナー及びその他細部ルームチューニングの追込み

聴きなれた Disc から聴かせていただいたのですが、最初に感じたのはスピーカーから出た後の音でした。以前から何度も同じ Disc の同じ曲を聴かせてもらっているので、その変化はすぐに感じられます。部屋全体に漂う空気感が増していました。弦楽合奏の音の広がり、ソプラノの歌声も音が出る芯の部分から響きが広がり部屋中が音で埋め尽くされる感覚です。以前はかなり揺れていた定位も安定していました。

この変化の主体の効果は、
2)の天井コーナー及びその他細部ルームチューニングの追込み が効いているのだろうと感じました。スピーカーから出た音は床壁天井や家具などに反射しリスナーに届きます。この反射音をどのように整え、リスナーに聴かせるかがルームチューニングのポイントと言えます。今回の新・天井コーナーへの対策は、部屋の隅に溜まりがちだった音を部屋中に拡散させた効果と感じました。

(ベルウッドさんの日記からお借りした写真です。)

一方で、一番のアピールポイントである一点メカニカル・アースのよさは中々感じられなかったというのが当日の流れです。これだけアピールされているのだから、実施の段階での変化は大きかっただろうし、何とかその良さを感じたいと思っていました。長くオーディオをやっていれば、その方がやっていることを聞けばおおよその音の変わり方は予想がつくものです。今回の一点メカニカル・アースの効果は、付帯音や雑味を減らし Disc に入っている音の純度を高めるものだと。そんな点が感じられないのはなぜだろう?と思いながら聞いていたのですが、途中で気が付きました。スピーカーから出た後の音が、スピーカーから出る音を濁していると。。。

だから、そんな点を少し補正させてもらったところ、
1)のスピーカーを含むオーディオ機器の一点メカニカル・アースの採用の効果をはっきりと感じるようになったのです。一つ一つの音がクリアです。前に出る音、後ろに下がる音、実音と響きも分離し、先に感じていた部屋中に広がる音が生き生きと感じられました。そんな感想をベルウッドさんに告げると、自分が感じていることとドンピシャな回答が返ってきました。

『スピーカーから出る音を一点メカニカルアースで明瞭で純度を高めた音にして、スピーカーから音が出た後の処理で空間を整えたのです。』

自分のサウンド作りと同じだと思いました。スピーカーから出る音を生かすために、スピーカーから出た後の音が大事だと再確認したオフ会だったと思います。

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こんばんは、音の質を高めると、セッティング、部屋の粗が、見えてきますね。
機器のセッティングと、部屋の響きのコントロールの繰り返しで、音楽の質が、高まっていくのかな

byX1おやじ at2016-07-15 22:54 [このレスを削除する]

新潟のおばかさん、レスありがとうございます。

本当に、スピーカーから出る音の純度と部屋の音はいたちごっこみたいな所がありますね。部屋の音も前をいじると後ろも合わせないとバランスが崩れたりして、スピーカーの低音と高音が影響し合うような関係と似ています。

拙宅のオーディオは部屋との戦いの歴史のようなものですから、部屋には敏感です(笑)その点、新潟のおばかさんのお部屋はよく出来たお部屋なのでしょうね。うらやましいです。

>機器のセッティングと、部屋の響きのコントロールの繰り返しで、音楽の質が、高まっていくのかな

そうですね。部屋の響きのコントロールはスピーカーセッスティングが一番大事だと思います。低音の作り方、反射面の特性などの影響から足りない部分を補助材で補う感じでしょうか。

機材の置き方は最近取り組んだのですが、この影響も大きいですね。やればやるほどに少しづつでも高まっていくので、本当に楽しい趣味ですよね。

3歩進んで2歩下がるですが!

byヒジヤン at2016-07-16 00:20 [このレスを削除する]

ヒジヤンさん おはようございます。

スマホからですと うまく文字が 入らないことがあるようですね。  もう少し 書いたはずなんですが。

機材の置き方, ルームチューン(響きのコントロール)は こういうサイトが とても ありがたく 参考にさせていただいています。

以前は ボリュームを上げれることが 良しとする判断基準だったのですが, 最近は ボリュームを 下げても 処置前と同じ質感の音楽が 再現できることを 目指しています、

不思議ですね。  機材のセッティングが うまく行くと ボリュームが 下がるなんて!?

うまく行ってないのかな?

吸音は できるだけ避けたいと思っています。 おいしいものを失いたくないですからね。

かなえば  ヒジヤンさんの 鋭い聴感で チェックしていただきたいなと思っています。

byX1おやじ at2016-07-16 08:44 [このレスを削除する]

ヒジヤンさん
おはようございます

出音をピュアに近づけて、バラバラに届けられる音を出来るだけ整える。
オーディオの当り前過ぎる前提でしょうが、これが、超大変(笑)

オーディオが楽しくて、ずっと、ずっと、続けています。

今では家が馴染んで来たので、届く音はなすがままですが、機器のセッティングは奥が深いですね。
このところハマっているのは「機器を、気を使って、ただ置くだけ!」なのにね〜
終わりは無いです(^^;;

箱という環境と、置くという環境が整えば、後は、どのような機器が来ても、同じ様に鳴るのかな?
機器メーカーは、それぞれ、自分の機器が最も自然な音!と皆さん仰る訳で(笑)

色々聴いて回るのも、ホント、造詣が深まり、楽しいね!
お会い出来るのを楽しみにしていますよ〜

では、では

byバズケロ at2016-07-16 09:08 [このレスを削除する]

新潟のおばかさん、おはようございます。

>ボリュームを 下げても 処置前と同じ質感の音楽が 再現できること….
とてもよいと思います。中々こうはいきませんからね。

これまでの流れもよくわかります。オーディオで聞くとき、最初は音量を上げるとうるさく感じられるものですね。これは直接音主体のセッティングと歪が多いことや帯域バランスがアンバランスなためだと思います。

歪みを減らし、帯域バランスを整えていくと、音量を上げてもうるさく感じなくなるのでどんどんボリュームが上がってくると思うのですね。

そして、セッティングが上手くいって音像が明瞭になるとボリュームを下げても同じ濃さが保てる感覚になりますね。

(聴く音楽にもよりますが、)スピーカーの直接音を聞く感じではもの足りず部屋に音を回して音場を作っていく感じにすると、スピーカーから出たエネルギーが部屋中にまわるので、中心の音像が薄くなってくるんです。

中心の音像の濃さを求めるとボリュームは上がると思いますし、音場を楽しむだけであれば、それほどボリュームは上がらない感じでしょうか。反面、ボリュームを上げても音像や音場が崩れないようにセッティングするのは難しいものです。

いづれにしても、オーディオの音と比較して生の音は濃く浸透力があるので、同じようにはならないですね。それを音量で稼ぐと爆音になってしまいますし。。。

だから、生音に近づけよう、更に楽しくなど音を楽しもうとするとボリュームは上がりがちになりますし、ボリュームを上げなくても音楽を楽しめるようにする方向が現実的だと思います。

自分はソフトに入っている響きが出来るだけ自分に集まってくるように調整して、ボリュームを上げなくても音量感が稼げ、濃い音を感じられるように調整しています。

こうして文章でのやり取りだけでは、なかなか真意や実態はつかみにくいですよね。新潟まで行くのは簡単ではないですが、機会を捉えて聴かせていただければと思います。

byヒジヤン at2016-07-16 09:36 [このレスを削除する]

バズケロさん、おはようございます。

オーディオは本当に楽しいですね。不可解なことが多いこともそのひとつにあげられます。これを一つづつ紐解いてゆく楽しさもまた楽しですね。

お話、他方の方からうかがっています。そして、何より言われていること聞けば様々なことがわかるものです。

>機器を、気を使って、ただ置くだけ!
これは自分にとって未知の世界です。とても楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

byヒジヤン at2016-07-16 09:45 [このレスを削除する]

ヒジヤンさん

あくまでも考え方ですが、部屋のチューニングで、低音の量感を稼ぐだとかの色づけとか、定位の方向や響きをコントロールするということはしていません。そういうことは機器とそのセッティングでやっています。歪みを無くし純度を高めれば、自ずとよい方向に行ってくれます。ここでも作為的なことはやりたくありません。

部屋のチューニンググッズは必要悪のようなものと心得て、どうしても部屋に欠点がある場合にだけその対策として使うという考えです。スピーカーから出た音をできるだけそのままに自然に流してあげる、その邪魔をする堰や瀬や淵のようなものをどかしたり、補正したりする。部屋のチューニンググッズは、その数だけ部屋の欠点があるということでしょうか(笑)。TVカバーなんかは、お茶の間の必需品なのでわざわざ欠点を自分で作ってそれで対策しているようなものです(笑)。

逆に、ソファー、TV台、書物置き台など家具をどかすことで、欠点を取り払うということもやってきました。

考え方、受け取り方は確かにひとりひとり違いますね。それは自分の場合はどうやろうかと考えると、どうしても違った解釈とか自分なりの考え方に変換しないと自分のシステムに合った方法論が浮かんでこないからなのだと思います。もちろんそっくりそのまま利用できて、うまくいくこともあると思います。

byベルウッド at2016-07-17 01:08 [このレスを削除する]

ベルウッドさん、コメントありがとうございます。

言われることはわかるのですが、そもそも部屋が色付けをしているので、それを補正すると言う逆転の発想もあると思います。

机上の空論をしても意味がないので、実践ですね。

byヒジヤン at2016-07-17 02:00 [このレスを削除する]

ヒジヤンさん

>そもそも部屋が色付けをしているので、それを補正する

まさにそれをやらないという考えです。具体的方策を発想するための思考論理ですから、方策を考え実践せずに議論のための議論なら机上の空論ですね。

byベルウッド at2016-07-17 09:47 [このレスを削除する]

ベルウッドさん

私の日記なので、締めは自分にやらせていただきたいと思います。

もし、部屋が無響室だったら、風呂場だったらなど、極端な例で考えるとわかり易いと思います。

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