久しぶりに金属たわしアースの研究成果の日記です。
金属たわしアースは付ければ付けるほど効果が上がります。その手軽さも手伝い、数がどんどん増えてしまうことが難点でした。
異種金属の組合せで音調整をすると、ますます数が増えてしまいます。その理由としては、ひとつのポットの中に異種金属を混ぜ合わせない方がよいと感じていたためです。
そこで、下記の課題を解決する方法を模索しました。
1)アースポットの数を増やさずに高い効果を得たい
2)ひとつのポットで音の調整を実施したい
その結果が見えて来ましたので日記にしました。
・大き目のポットにたわしを詰め込む
(写真は1Lサイズの密封ビンに50gの真鍮たわしを8ケ詰め込んだものです。計400g)
・金属たわし間を絶縁する
(写真は2ケずつコルクシートで絶縁して、4層としています)
・アース線は上層から下層まで通す
(写真は単線のアース線を上から差込み、下まで通したもの)
これで4個分の仮想アースが出来ます。
音の調整は、各層の金属を異種金属としても音の違和感は感じませんでした。
クラシック主体の自分好みは、真鍮:ステンレス=3:1でした。ジャズを主体で聴かれる方は、真鍮:ステンレス=1:3くらいが好みかもしれないです。
真鍮だけだと力強さがもの足りなくなりますし、ステンレスだけだと音が固まりきつくなり過ぎます。真鍮とステンレスの適度な配分が一番調整しやすいです。自分好みの音に調整できるのがいいですね。
自宅で試しただけだと自信が持てませんでしたので、他宅にも持ち込み効果確認をしました。
DAVEとLINNの聴き比べをした時のこと。DAVEの高解像度ゆえか、音がうるさくなってしまいボリュームが上がりません。
[:image5:]そこで、多層構造のたわしアースをDAVEのPINジャックにつなげてみました。すると、うるさく感じた音がほぐれ、ボリュームがどんどん上がります。接続直後では、音がボケてしまう印象もありましたが、1日経てばピントが合いクリアな音になるはずです。他の方がどのように感じたかはわかりませんが、自分は効果大と認定しました。
今後も持ち込みでの効果確認をさせてもらい、検証事例を増やしていきたいと思います。
コメント ※編集/削除は管理者のみ