Y氏邸に訪問した時に、自宅のオフ会でも度々選曲しているMichael Naura Quintetの”EUROPEAN JAZZ SOUNDS”がかかった。
この音源は、60年前の録音だがよい録音だ。サックス、ビブラフォン、ピアノ、ベース、ドラムが、やや硬質だが鮮烈に目の前に現れる。自分は「鮮度命」の聴き方ではないが、高域が尖ったキレキレの音は鮮度感を醸し出している。ノリノリなジャズサウンドもご機嫌だ。
Y氏も同じ音源がお好みなのか、と思い興味が湧いたのでCDの確認をさせてもらった。すると自宅とは違うプラケースの輸入盤だった。自宅にあるのは澤野工房のディジパック仕様だ。
あれ、この音源は澤野工房が発掘したのではなかったか?
確か、発売当時の澤野工房からの宣伝の記載を見て興味を湧かせて購入した記憶がある。
そこで、オフ会の時に写真を撮らせてもらい帰宅後に探した。すると、輸入盤だが2000年に「Universal」から発売されている盤を見つけた。
澤野工房は2006年の発売なので、Universal盤の方が6年も早い。どちらが先でも構わないのだが、音の違いが気になったのでUniversal盤も入手することにした。
CDが届いて聴き比べてみると、
・パッと聴きでは、同じマスタリングではなかと思えるほど類似していた
・よく聴くと、Universal盤の方が高域が尖っていて鮮度感は高い
・裏を返すと、澤野工房盤の方が柔らかい音で聴きやすい
・両方持つ必要性は感じないが、好きな音源なら両方持っておいても後悔はなかった
疑問が残っているのは、澤野工房の宣伝の話
・長い間「超激レア盤」となっていた音源を発掘した?なんて話だった気がする
Y氏も、知り合いの方から紹介されて入手しただけなのでわからないと言っていた。
好きな音源を二つのレーベルで入手したのでウンチクも語れるようになれるとうれしいと思った。
そんなことで、この音源のことをご存じの方、何か情報などありましたら教えて下さい。
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こんばんわ~♪
ウチにもMichael Nauraあったはずなんですが盤が見当たりませんしリッピングデータも行方不明。
ぅ~ん、どんな音だったかの記憶も有りませぬ(苦笑)
ヨーロッパ系ジャズはお洒落で好きなんですよね。
アメリカンな古い音源でもヨーロッパでリマスターすると一味違うので見つけると購入するようにしています(笑)
Michael Nauraよりは新しいですが、これぞ古き良き時代のヨーロピアンジャズといった感じのARNE DOMNERUSの”Jazz at the Pawnshop, Vol. 3″(recorded ’76)はキツサを全く感じない優秀録音で私の愛聴盤です。
この音作りはヒジヤンさんの好みじゃないかな~と思います。
お持ちでなければ以下でハイレゾ(24bit, 88kHz)が聴けます。ページ右下の「24BIT FLAC」をクリックしてください。
https://archive.org/details/Jazz-at-the-Pawnshop-30th-Anniversary-3-SACD
spcjpnorgさん、おはようございます。
ヨーロッパ系ジャズはお洒落ですね。
クラシック派の自分にもすっと入っていけます。添付のリンク先を聴いてみました。
「ライブの様子がいい感じ」「音もいい」「聴いたことがあるな・・・」
と思ったら、自分もSACDの3枚組を持っていました。
”Jazz at the Pawnshop 30th Anniversary”
バズケロ邸のオフ会で聴いて、いいと思ったので購入したものと同じでした。
ハイレゾ(24bit, 88kHz)はPCの設定が、88KHzだと16bitしか出て来ませんでしたが良い音でした。PC再生は、音源により設定を変えないといけないのが面倒ですね。設定違いで聴きましたがストリーミングでも十分よい音と思いました。
ヒジヤンさん、こんばんわ~♪
やっとこさ見つけて一曲目を聴いて思い出しました。
“Three Seconds”という曲はモードジャズの名曲でオリジナルはオリバー・ネルソン。
この曲が入っているネルソン盤”Screamin’ The Blues”(’60)は私のお気に入りでエリック・ドルフィーが不協和音全開で暴走するのですが、わたしの頭にはこのドルフィー節が刷り込まれていたのでミハエル・ナウラ盤が詰まらなく聴こえて曲の途中でお蔵入り決定してしまった次第です。
改めてじっくり聴いてみると確かに音が良いですね。まだ聴いていない他の曲も聴いてみます。
spcjpnorgさん、見つかりましたか。
Michael Naura Quintetの”EUROPEAN JAZZ SOUNDS”はよいですよね。クラシック主体の私にも馴染んで、アルバム1枚通しで聴ける数少ないジャズDiscです。
1曲目の“Three Seconds”は、オリバー・ネルソン/Screamin’The Bluesがオリジナルなのですね。「不協和音全開で暴走する・・・」
う~ん、私にはちょっと馴染めそうにないですね。
現代音楽の不協和音がギリギリの感覚です(笑)
このアルバムは、音もいいし、ノリノリなサウンドでジャズ好きにも、クラシック党の方にもお薦めできますね。澤野工房盤でも、Universal盤でも、殆ど同じなので、新品が欲しい人は澤野工房盤、中古でも安いほうがいい人は澤野工房盤でも、Universal盤でもお得感のある方を選べばいいのかなと思いました。
1曲目以降もよい曲が揃っていると思います。
でも、オフ会でかけるなら派手な1曲目かな、Y氏邸でも1曲目がかかりました(笑)