正確には「konadeが化けたわけではなく、音が化けた」話です。「次の一手の日記」では、konadeを2個追加調達してスピーカーアースに金属たわしアースと併設する計画を書きました。その計画のスタディとして、2個のkonadeの取り付け方を組換えながら試していく中で化けたのです。化けてから3日以上たっても印象に変化はないので、この効果に間違えはないと思います。
konadeの取り付け方を組換えながら試した結果
①CDPのアース端子に2個取付
・高域が一番滑らかでクリアな音
②CDPとAMPに1個づつ取付
・奥行きが一番深い音
③SPの左右に1個づつ取付
・中低域が一番しっかりした音
③を試していた時に、再度「アレ?」と思うことが起きました。スピーカーにkonadeを付けるにあたり、ケーブルの接続端子に近接させると、「音量が下がり、線が細い音」になります。そこで、金属たわしアースのポッド側に寄せると、「音量が上がり、線の太さが回復」します。置き方を色々と変えてみた結果、スピーカーアース部では金属たわしアースに近接させるのが一番でした。
この仕様で1日ほど聴いていたのですが、「中低域のしっかり感」はよいのですが、「高域の雑味が気になり」ます。①CDPのアース端子に2個取付の滑らかでクリアな音が忘れられません。我慢が出来なくなって、①CDP2個の仕様に戻しました。
ところが、①に戻しても以前のクリアさが感じられません。どうもおかしいと思いながら、konadeをタテに向けたり、ヨコに寝かせたり、動かしたりしていると、konadeの置き方で音が変わることがわかりました。この置き方による調整は、「konadeの使いこなし」にとってかなり重要なポイントです。機器に近接させることで、シャシグランドに回るノイズを吸収しているようでした。
下記は、あっちに向けたりこっちに向けたり、立てたり寝かしたりした結果です。
・アナログ信号のラインケーブルに近づけてはなりません
・アース端子に接触させてはなりません
・機器のケースに近接させて、どこに置くかで音が変わります
・金属たわしアースポッドに近接させて置くとクリアさが増します
※きっと機器の真下に置き、KaNaDeなどにアースさせるのが一番なのだろうと思われます・・・機器の下にスペースがあればの話
調整の結果、①と②と③のよい点を網羅した音となりました。さらに、空間の響きを身体に感じるようになり、音のよいホールにワープした感覚です。オーディオ体験で譬えると、左右のスピーカーの焦点が初めて合った時に感じる広がりとクリアさが同時に増す感動を味わいました。
「konadeの効果はいぶし銀」「次の一手を決めた」などと言っては来ましたが、言い直します。「konadeは化けます」。「CDPに2個設置で充分と感じる」です。少なくとも年内はこの仕様のままで聴き続けることにしました。
ーkonadeの取り組みはこれで一旦終了としますー
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