ミュージカル心再燃の第2弾として、神奈川芸術劇場でオペラ座の怪人を観てきました。日本では、劇団四季が版権を持っていますので、四季版しか見れません。ミュージカルも好みが色々あり、「劇団四季好き」「東宝好き」「ホリプロ好き」「宝塚好き」などに分かれます。
自分はウィーンミュージカルから入ったので「東宝好き」です。そんなこともあり、有名なオペラ座の怪人ですが初見でした。
劇団四季が演じる会場は諸々ありますが、今回のオペラ座の怪人公演は神奈川芸術劇場です。2011年に開館された比較的新しい建物で、定員1200名の中規模な劇場となります。座った座席は、ホール3階部分の最後席でした。コンサートでは前好きなのに、視覚が大事なミュージカルで最後席とは・・・単にチケットが安いからです(笑)
見えないこともなかったですが、さすがに初見で最後席は厳しいですね。顔や表情はほとんどわかりません。音はスピーカーから出していますので聴こえましたが、舞台が小さくしか見えないのはつらかったです。話の内容がわからなくなるとウトウトとしてしまい、聴き馴染みのある歌や音楽が鳴ると目が覚める。こんな繰り返しでした。
この作品を何度も観ている人は、ストーリーもニュアンスも頭に入っているので最後列でも問題ないのですが・・・。自分もウィーンでのElisabeth観劇では、最後列で何度も観ましたが、ドイツ語で言葉が分からなくとも充分に楽しめました。日本版も何度も観ていますので、ドイツ語で話していても日本語で聞こえてくるので不思議です。そういえば思い出したのですが、ミス・サイゴンを観たときに、オープニングの音楽が流れただけでハンカチを目に当てていた人がいたことを思い出しました。「いくら何でも早すぎだろ」と思ったのですが、冒頭の音楽を聴いただけで感動が蘇って来るんですね。あらためて、初見は見やすく聞きやすい席を選ぶべきと反省しました。
それでも、スポットスポットでは楽しめましたよ。
怪人とクリスティーヌのからみ・・・音楽の力です
アンサンブルの迫力・・・歌声の力です
まあ、こんなこともあるさと思いながら、次のミュージカルは何にしようかと物色しています。
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