損害賠償金 計464万円と利子の支払い請求を受けて、第1回口頭弁論を実施したのが6月17日です。次の裁判に向けて、アコリバからの反論資料が届きました。
さすがに訴訟慣れした原告と担当弁護士です。争点誘導して来ました。そして、「アコリバCD事件」についての詳細なる事実関係?が添付されていました。
被告土方のコメント内容は、「原告石黒が雑誌付録CDのデータ変質問題について指摘した読者に対して、嫌がらせを行ったり勤務先の会社にまで電話をしたとの事実」を摘示するものである。・・・しかし、原告石黒はlmst氏に対して嫌がらせ、勤務先への嫌がらせ電話はしていない。との主張でした。
その上で、アコリバCD事件の事実関係は下記と提示されました。
・アコリバではデータ変質の原因や、lmst氏が捏造したと判断した具体的な根拠が明らかではなかった。
・そこで、本件サイトの運営元である音源出版担当に対し、lmst氏同席のもと検証したいと依頼を行った。
・音源出版は、本件サイトにアカウント登録されたlmst氏に連絡したが、lmst氏は感情的に反論し、その後連絡はなかった。
・困った音源出版は、lmst氏の投稿を削除した。
・lmst氏は、音源出版に対し訴訟を起こすと通告し、トラブルとなった。
・lmst氏はアコリバに対し言いたいことがあるとメールを送った。「謝罪文を掲載しろ」という内容だった。
・アコリバが応じられない旨を音源出版担当に連絡すると、「悪質ですから仕方ないですね」との回答で放置することを決定した。
・その後、lmst氏と思われる「しまだこうさく」を名乗る人物が、CDを編集した「Pro tool」の輸入元に検証を要求した。
・Pro toolの輸入元から、「ユーザーからしつこく検証を求められている」とのことで、DSIXの貸し出しを行った。
・検証したが、「バイナリの変化」は検証されたが「0.5dBのレベル変動」は再現されなかった。
・結局付録CDの不具合の原因は不明なままであったが、lmst氏は数年にわたって輸入元に検証を求め続けた。
・一連の経過の中でlmst氏に対するアコリバからの連絡は、音源出版か行ったもので、原告石黒からlmst氏に対しての直接連絡はしていない。
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・lmst氏の素性を把握したのは、2011年にlmst氏が音源出版に訪れトラブルに関する謝罪があったことを音源出版から聞いたためである。
・lmst氏は2008年当時はフリーランス的な活動はあったかもしれないが、企業に属することはなく、勤務先と呼ばれるものはなかったと思われる。
・当然ながら、原告石黒らは、lmst氏の素性を把握して以降も嫌がらせなどしていない。
損害論について(アコリバの主張)
「相手を抑圧し、金銭を要求する行為を楽しんでいる」、「このような訴訟を収益源としている」と述べられる部分について事実主張であれば否認する。・・・との反論でした。
繰り返し「法や権力を笠に着て、他者を抑圧し、金銭を要求する行為」と言っているのですが、すり替えが行われているようです。
自分が答弁書に記したのは、平蔵(HN)にアコリバ石黒氏が訴訟のアドバイスをしていたと見受けられる。その様子からは、金銭を要求する行為を楽しんでいるように思える。収益源としていることを暗示する情報もある。・・・としたことに対して、痛いところを突かれたから過剰反応をしているのかもしれないですね。
とにかくこちらサイドは、皆様から教えてもらった証拠の情報を出し続けるだけです。
本件は弁護士に相談の上、「裁判の透明性」と「原告の所業公開の公益性」から、インターネット公開がGoとなりました。
公開の目的は下記です。
1、事実関係の情報をつかむため
2、もしこのようなことが起こってしまった時の事例としての情報を共有するため
第2回口頭弁論は下記で行われます。
令和6年7月24日(水)午後2時 Web裁判
事実関係を確認したいので、本日記は拡散してもらって構いません。
文責 ヒジヤンこと土方博之
《これまでの公開情報》
2024年5月22日 「訴訟を受けた」記録
2024年5月25日 「第1回口頭弁論までの経過」記録
2024年6月 1日 「訴状と答弁書」記録
2024年6月11日 「損害賠償請求はある日突然やって来る」注意喚起
2024年6月15日 「裁判所に送った答弁書」記録
2024年6月17日 「初裁判 – アコリバからの訴訟」記録
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