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ミューザのお気に入り席を探す – 第1回:東響オープニング

日記・雑記
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ムジークフェラインのお気に入り席を探す取り組みが有益でしたので、フェスタサマーミューザ KAWASAKIのイベントを活用して実施することにしていました。計画を立てたのは今年のGWですが、早いものですでに夏真っ盛りですね。第1回は、FSMのオープニングコンサートです。この日は、今後のオーディオにつながる方との顔合わせの場でもありましたので、刺激満載なイベントとなりました。

 

フェスタサマーミューザ KAWASAKIのオープニングコンサートは、このホールをホームとする東京交響楽団による、”オールチャイコフスキープログラム”です。

指揮:ジョナサン・ノット(東京交響楽団 音楽監督)

演奏曲

・チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 op.17

チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 op. 74『悲愴』

 

今回の「お気に入り席を探す取り組み」は、頭の中で考えたお気に入り席候補を5か所に絞り、コンサートを聴いて確認しようというものです。第1回は、「2階左バルコニー1列中ほど」でした。

座席位置からのステージの見え方は下記です。

 

最初の交響曲第2番では、「聴こえ方」と「見え方」を確認しまました。オーケストラの編成は、対抗配置で、第1ヴァイオリン:10、第2ヴァイオリン:10、ビオラ:10、チェロ:8、コントラバス:6 他は楽譜通りの編成です。

・冒頭の弦楽が「ジャーン」と鳴らす音とホルンのソロが身体に響いてきました。まずまずの音量とダイレクト感だと感じました。

・音で気になったのは、この日の配置はコントラバスが聞こえにくい点です。2階席では、そもそも低音楽器の響きは感じにくいのですが、コントラバスの裏側から聴く形になりましたので、足元に振動は感じるものの、音としての聞こえがよくないのです。

・その他では、ピッコロとシンバルの音が左耳に刺さる場面が何度かありました。壁面からの反射音が耳位置に届きやすいようです。

・実音と響きのバランは、まずまず自分好みでした。

・見え方としては、上方からオーケストラが俯瞰出来て、各奏者がやっていることがよくわかるので申し分ありません。

・以上から、コントラバスが右舷方向の配置であれば、充分射程と思いました。

・微調整をするなら、もう少しセンターよりの方がよさそうです。

 

演奏は、メインの交響曲第6番『悲愴』を聴くが目当てでした。この曲はクラシック音楽を聴き始めた当初から好きで、よい音源がないかと探し求め沢山のDiscを購入した曲です。ですから、音や視覚は二の次として演奏を楽しみました。かなり満足です。途中から、「帰宅したら、オーディオでどの音源を聴こう」と考え始めていましたが、こんな時は満足している証拠です。と言いますか、巨漢のライバルに競争心をむき出しにしている状態とも言えますね(笑)

 

第1楽章では、静かに始まるコントラバスに聴き耳が立ちます。途中から徐々に盛り上がる金管楽器の咆哮、そして火が消える間際のようなPPPPPPとその後の急激なトゥッティが聴きどころです。PPPPPPの部分で気になることもありましたが、この小音量での持続音は演奏の難しいところですね。オーディオでも、この小音量の形を崩さずに、音を混濁せずにクリアに再生するのは難関な部分です。

第2楽章では、ワルツのリズムでうきうきと聴き、第3楽章では、力強い音楽が流れ、第4楽章の最後は静かに消えるように終わる。音楽の流れに身を任せて聴いていたのですが、残念だったのは最後に徐々に小さく、火が消えるように終わるコントラバスのニュアンスが聞き取りにくかったことです。こう考えると、座席位置は大事ですね。

 

今後のオーディオ活動につながる方との顔合わせは、開演前と休憩時に実施することが出来ました。

開演前は、チケット救済サイトでサルビア音楽ホールのチケットを譲ってもらうことにした方です。同様に聴いたコンサートの感想をブログにアップされていましたので、自分のコンサート日記のリンクもお送りして、相互確認をすることで間柄が深まりました。ヨーロッパにも数々の音楽旅行に行かれていて、ウィーンにも20回以上行かれたとのことです。さらにブリティッシュサウンド好みのオーディオマニアでもあると言うではないですか。これは是非ともお会いしたいと思いました。そして、自分のサウンドも聴いてもらいたいと。そんなご縁があって、同じFSミューザ川崎の公演に来られるとのことでしたので、手渡し授受をすることとなりました。

 

休憩時間に顔合わせを行ったのは、同じコミュニティの眠り猫さんです。以前から、クラシック音楽を生で聴き、演奏にも詳しい方と感じていましたので、オフ会のお誘いをしたところ、フェスタサマーミューザ KAWASAKIにも何度か足を運ばれるとのことでした。その流れで、拙宅にお招きすることになり、互いにFSMのオープニングコンサートを聴く予定なので、先ずは顔合わせをしようという話になりました。

 

コンサートを楽しむと共に、お気に入り候補席での生音の分析も出来て、初めてお会いする方との顔合わせが二つも出来たラッキーな1日でした。そして帰宅後は、今日聴いた曲のオーディオでのおさらいタイムです。どの演奏を聴こうかと、さんざん悩んだのですが最終的に下記に決めました。

 

ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団盤 CD

音の鮮度や大きさ繊細さなど、生演奏には敵わない部分が沢山ありますが、ラストのコントラバスの消え入る音の再現はオーディオでは完璧でした。そして、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団の演奏は、これ以上ないのでは思えるほどに響いてきます。まだまだ自信がない、チャイコフスキー交響曲第6番『悲愴』のオーディオ再生ですが、次のオフ会で選曲しようか、どうしようかと緊張し、息をのみ込みながら聴くのが楽しかったです。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. ヒジヤンさん、こんばんは。
    一昨日はありがとうございました。
    オフ会でお伺いするのを楽しみにしています!

    翌日はTIASに行こうか迷っていたのですが、ミューザまでの往復のあまりの暑さに、こりゃダメだとパスして日曜は大人しく家に籠ってました。連日出掛けたヒジヤンさんのアクティブさに脱帽です。

  2. 眠り猫さん、おはようございます。

    コンサートで顔合わせさせてもらったのは久しぶりでした。直前に救済サイトで譲ってもらうことが多いので、基本的に単独行動が多いです。

    フェスタサマーミューザ KAWASAKIは、ご一緒する機会も多そうですので、オーディオにコンサートによろしくお願いいたします。オーディオでは、生演奏フリークにどう聴いてもらえるのかが、楽しみでもあり心配でもあります。

    TIASはこれまで、年に一度の大阪の友人との再会タイムでしたが、ガッツリと回っていました。ですが今年は・・・暑いこともあって気力がわかずに、回ったブースはチラ見のブースも合わせて、片手以上両手未満でした。

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