マーケットプレイスから”image”のCDが届いたのですが、到着は遅れる(2日遅れ)は、ブックレットはついていないはで散々でしたが、気を取り直してへっぽこハム太郎さんが紹介された日記”IMAGEでのルームチューニング・チェック”に書かれていたチェックポイントを中心に聴いてみました。
<へっぽこハム太郎さんから提示のチェックポイント>
6、羽毛田丈史 「地球に乾杯」
①頭を移動した時に、この鈴の音色が小さくなったり大きくなったりするようではダメ。酷い時は聞こえ難くなるくらい小さくなる事もあったり、逆に大きくなって耳についたりします。
②次に確認するのは低域ですが、冒頭より1分24秒から始まる大太鼓?の音がズシッと締まりがあって重い音になるかを確認。
9、アサド兄弟 「ニューシネマパラダイス」
①これは冒頭と終盤のバイオリンの高音だけ確認します。バイオリン部分は真ん中で定位するのが正しく、右の響きが強くなったり、左が強くなったりするのはアウト。概ね、この曲を色々なオーディオショップなどで聞かせてもらうと、バイオリン部分は右側が強く響く傾向が多いです。
16、葉加瀬太郎with 小松亮太 「情熱大陸」
①まずは葉加瀬太郎氏のバイオリンですが、真ん中に定位する筈が、これも右の響きが一部、極端に強くなったり左が強くなったりする事があります。
②小松亮太氏のバンドネオンも高域の部類になりますが、この楽器の定位は収録上の問題で、常に真ん中に定位せず左右に音がバラけるのは致し方ないところです(収録マイク設置の問題)。バンドネオンは左右にばらけても、耳につく音質でなければOK。
③低域は、冒頭から58秒から始まるバスが歯切れ良く、曖昧になったり聞こえ難くなったりしない様に。
<試聴結果>
6、羽毛田丈史 「地球に乾杯」
①曲頭より1分10秒から始まる鈴らしき音色が右から聞こえてきますが、聞こえてきたら、そのままリスニングポジションでど真ん中を保ったまま耳を前後に2~30cm平行移動します(耳の高さを変えずに)頭を移動した時に、この鈴の音色が小さくなったり大きくなったりするようではダメ。酷い時は聞こえ難くなるくらい小さくなる事もあったり、逆に大きくなって耳についたりします。
⇒鈴の音色は小さくなったり大きくなったりしませんでした。頭を動かしても鈴が鳴る位置(定位)は変わりませんでした。
②冒頭より1分24秒から始まる大太鼓?の音がズシッと締まりがあって重い音になるかを確認。
⇒主観的な音質の問題なので判定不能ですが、ズシッと重い音ではありましたが、やや膨らんでいると感じました。念のためにヘッドフォンで確認しようと思いましたが、ストリーミングに入っていなかったので確認できませんでした。
9、アサド兄弟 「ニューシネマパラダイス」
①これは冒頭と終盤のバイオリンの高音だけ確認します。バイオリン部分は真ん中で定位するのが正しく、右の響きが強くなったり、左が強くなったりするのはアウト
⇒冒頭のバイオリンはやや右に定位しました。頭を左右に動かしてもほとんど定位は変わりませんでした。終盤のバイオリンは真ん中に定位しました。頭を左右に動かしてもほとんど定位は変わりませんでした。
16、葉加瀬太郎with 小松亮太 「情熱大陸」
①まずは葉加瀬太郎氏のバイオリンですが、真ん中に定位する筈が、これも右の響きが一部、極端に強くなったり左が強くなったりする事があります。
⇒バイオリンは真ん中に点のように定位しました。頭を左右に動かしてもほとんど定位は変わりませんでした。また、右の響きが一部、極端に強くなったり左が強くなったりはしませんでした。
②小松亮太氏のバンドネオンも高域の部類になりますが、この楽器の定位は収録上の問題で、常に真ん中に定位せず左右に音がバラけるのは致し方ないところです(収録マイク設置の問題)。バンドネオンは左右にばらけても、耳につく音質でなければOK。
⇒バンドネオンは常に真ん中に大きめに定位しました。頭を左右に動かしてもほとんど定位は変わりませんでした。
③低域は、冒頭から58秒から始まるバスが歯切れ良く、曖昧になったり聞こえ難くなったりしない様に。
⇒バスはおせじにも歯切れ良いとは言えませんでした。曖昧になったり聞こえ難くなったりはしません。念のためにヘッドフォンで確認しようと思いましたが、ストリーミングに入っていなかったので確認できませんでした。
こんな感じでしたが、ソフトに入っている情報を部屋の影響を排除して確認するのはヘッドフォンで聴くのがよいです。今回は残念ながら確認できませんでしたが、この方法で部屋の影響を確認するのが一番ですね。<現象><原因><対策>について、自分が考えていることは別の日記に書いてみようと思います。
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ヒジヤンさん、こんばんは。早速のレポお早いです。
当方から最初にご紹介したとおり昨年の10月上旬に秋葉原ダイナミックオーディオ5555最上階でお客さんが来ていない間(当方はお客さん扱いされませんでした・・)、BGMとして流されていたコンテンツでハイエンド機材で聴くと特別な感じがしたので当方もアマゾンで数百円台で入手した次第で、現地では特にオーディオチェックで使われていた訳でなく機材が冷えないよう使われていた印象です。
音質自体は悪くありません。しかし数多(あまた)ある音響的「名盤」と比較すれば収録音質が格段に良いと言う程でなく、比較的、聴き慣れた楽曲がそれなりの音質で聴けるのでお得感はありましたが、それ以上でも以下でも・・(汗)
伸び代を期待しSACDも入手しましたが楽曲によってはCDのほうが良く聴こえたりしてウチの機材がイマイチだからかな?と極力気にしないようにしてますが、ココロと耳が求めるのはSACDよりナゼカCDのほうでSACDはラックの奥に・・(笑)
やはりBGMとしてお気楽に聴くのが最適な用途で自分的には4Kの風光明媚な映像を流しながら楽曲を楽しんで、ついでにルームチューニングに使えれば良いかのも知れませんが、当方、そこまでの領域に達成できていません。
それじゃ、何を使っているんだと言うと、JENNIFER・WARNES嬢の「THE HUNTER」で冒頭の曲は部屋のビビリ音排除に使えるし全体的にヴォーカルが骨太で力強く収録されていることから室内の音響的な癖を判別するのがとても楽に出来ると思います。(笑)
たかけんさん、コメントありがとうございます。
imageについては自分も同様な感覚です。大音量で聴くような音楽でもないし、BGMが適しているかなと。。。
さて、ジェニファー・ウォーンズの”THE HUNTER”ですが、このCDは流行りましたよね。20年以上前でしょうか。自分も持っているのでさっそく取り出して聴いてみました。
1曲目の”Rock You Gently”はすごい低音で驚きますよね。共振チェックには最適かと思いました。音も全体にいいです。
低音の質感が好きなのは、8曲目の”Way Down Deep”なんですよね。引き締まってインパクトのある低音がたまりません。
周波数は、1曲目が70Hz付近 で、8曲目は80Hz付近でした。
たかけんさんのCDはゴールドディスクですね。
自分の手持ちは、アメリカ盤と中華盤です。
音自体はそれほど変わらないのですが、アメリカ盤の方が低音がたっぷり入っていて好みです。
ちなみに、たかけんさんのゴールドディスクはAmazonで中古でも@4650しました。
自分のアメリカ初出盤も@2400しましたよ。中華盤は見つかりませんでした。
いいものは価値が下がらないとも考えられますね。
こうして聴き合うのも楽しいですね。
ちょっと遅レスですが「image」の名誉?のために追記します。
去年、中古で入手した4KUHDコンテンツの「宮古島」・・以前は専門誌等のリファレンス的なコンテンツとして画像も良く掲載されましたが残念ながら楽曲がイマイチ・・
映像を流しながら「image」の代表的な楽曲を再生すると両者の素晴らしい部分が重なり合って素晴らしいコンテンツになります。やはり音楽的なクオリティーは映像のオマケ楽曲よりりも「image」収録曲は遥かに上回ります。
当方のお気に入りは8曲目の「ローズ」(タイタニックの挿入曲)
BS-TBS4Kの「RAKUEN 三好和義と巡る楽園の旅」は若くて綺麗でスタイルの良い女性が水着で登場する回が多く、BGMもそれほど悪くありませんが、「ローズ」の楽曲を再生すると甘くて切ない楽曲と水着の女性が登場するシーンが絡み合ってとっても官能的で芸術的な印象になります。ヒジヤン様の投稿を汚してしまうようなコメントになるかもしれませんが、ときどき再放送していますので機会があれば是非お試しあれ。(笑)
写真は「アブダビ編」放送の「液晶テレビを撮影」したもので水着シーンは自粛します(汗)
たかけんさん、「image」の名誉のためのコメントをありがとうございます。
ご提示をいただいた視点で「image」を聴き直してみました。この日記での聴き方は、へっぽこハム太郎さんのルームチューニング・チェック日記を受けて、大音量にしてチェックポイントをオーディオ耳で聴いた結果です。
音楽耳で聴いた結果は、「音量を小さめにして流して聴くと心地よい」と思いました。
このCDの売り文句を検索したところ、「テレビ、映画、CMなど、感動的な映像シーンで使われたおなじみのナンバーでつづるヒーリング系オムニバスアルバム」とのことでしたので、たかけんさんの聴き方はベストマッチなのだろうと思います。
<たかけんさんの聴き方>
『映像を流しながら「image」の代表的な楽曲を再生すると両者の素晴らしい部分が重なり合って素晴らしいコンテンツになります。やはり音楽的なクオリティーは映像のオマケ楽曲よりりも「image」収録曲は遥かに上回ります。』
・・・自分の環境では、映像を流しながらの確認が出来なかったことが残念です。
音楽の好みは人それぞれですし聴き方もそれぞれだと思いますので、「これでなければならない」ということはないと思いますし、「こんな風にして聴くとよいですよ」という紹介もよいですね。何より、自分がよいと思うことを他者とも共有できることはうれしいことだと思いました。
ヒジヤンさん、横から失礼します。
「大音量」と言ったのは語弊があったようですね。
これは、今までの日記やコメントで驚くくらい小音量派の方が複数人見受けられたので話したまでです。
私は大体、目の前で自分のためだけに演奏しているくらいの音量を好み、ディスクタイトルごとに1dB単位で音量を毎回固定しています。
クラシックコンサートも最前列ではゆうに100dBを超えますが、生演奏でも私には音量が大き過ぎて逆に不快に感じます。
ヘッドフォンでルームアコースティックを排除した確認をするのは大いに賛同しますが、ただ、機種によってある音域にピークがあるように聞こえるヘッドフォンが結構あります。
私が持っているヘッドフォンの中の1台でソニーのMDR-Z1Rがありますが、これは高音域にピークがあると評価されています。
確かに、購入当初は買った事を後悔しましたが、ところがエージングが進んでからは私には何ら問題なく聞こえるのですが、逆に、巷で評価の高い某メーカーのヘッドフォンが私にはピークを感じて合わなかったりします(某A社とG社が合いません)。
これらから、imageの件も然り、スピーカーの音もそうですが、個々の耳の形状?やらで聞こえ方が違ってくるのかも?とも考えています。
へっぽこハム太郎さん、コメントありがとうございます。
と言いますか、ハム太郎さんが紹介されたルームチューニング・チェックを聴いた日記です。部屋の悪さをあらわにするには「大音量」で聴くのがわかりやすい点に共感しましたので、平均音量85dB以上で聴きました。ですが、音楽を楽しむならヒーリングは小音量が合いますね。
ヘッドフォンで確かめる手法は、「ソフトに入っている情報の定位確認・音のブレ」などには多変有効な手段です。音色はヘッドフォンの機種やスピーカーの機種毎でもまちまちですが、何よりも「部屋による色付け」の大きさに驚かれると思います。
ヒジヤンさん、
そういう解釈でしたら正にその通りです。
こちらの認識違いでした。
お騒がせしました。