RICHEBOURG邸訪問記

日記・雑記
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先日12月15日の日曜日、念願かなってRICHEBOURG邸訪問が実現しました。

最寄駅まで迎えに来てくださったRICHEBOURGさんと近くのパン屋さん(?)で軽食を取ってからRICHEBOURGさんのマンションへ。
最上階のお部屋はPhilewebで拝見していたもののやはりフォステックスのスピーカーG2000の美しさ、フロント床に並べられた3台のラックスマンのパワーアンプの迫力には目を見張るものがあります。
[:image1:]
機器の構成はRICHEBOURGさんのマイルームを見ていただきたいのですが、バイアンプで低域のBTL駆動を2台のM-800Aで行い、高域はM-600Aをあてがうという豪勢なアンプ構成にRICHEBOURGさんのこだわりを感じます。

お昼頃から始まって完全に夜の帳が下りるまで長時間にわたっていろいろ聴かせていただきました。
印象的だったのは繊細で柔らな響きだということ。
センターにかなりの奥行きを持って浮かび上がる女性ヴォーカルは子音がきれいに抜けて気持ちいい。繊細で柔らかな質感。
やはりこれがスコーカ-とトゥイータの純マグネシウム振動板の効果なのでしょう。
しっとりというのとはちょっと違うような気がするけれど、乾いた感じとは無縁。
弦も神経質な響きがないので、非常に聴きやすいのです。
かといってそれではピアノはどうかというと高音の硬質な響きもきちんと表現。

低音もかなり低い方まで伸びているようです。
RICHEBOURGさんによれば特性的には20Hzくらいまでカバーしているとのこと。
RICHEBOURGさんはウーファ領域の350Hz以下を6dBあげて量感の補正をされているということで、フラットにした時と6dBアップの時との比較も聴かせていただきました。
僕の好みはフラットかなぁ。フラットの時の方がウチのバランスに近い感じがします。
ただ大音量で鳴らさない場合にはラウドネス・コントロール効果が得られるので6dBアップもありかなと思います。
低域の量感は音量に左右されるので、音量をもう少し上げられればフラットでももっと量感が感じられるような気がするのですが…

SACDマルチチャンネルはOPPOのプレーヤBDP-95 とDENONのAVプリのAVP-A1HDの組み合わせで聴かせていただきましたが、サラウンドも自然な感じで楽しめました。
[:image2:]
クラシックの生のホールの雰囲気を得られるので僕はサラウンド再生が好きなのですが、Pure Multiに取り組んでいる方は少ないので仲間がいるとうれしいのです。
2ch再生でラックスのSACDプレーヤとプリのコンビとOPPO、DENONコンビを比べるとさすがにちょっと雰囲気感が異なるみたいですが、OPPO/DENONコンビも明らかなデグレード感はないように思いました。

個人的にはG2000の印象がすごくよかったのですが、RICHEBOURGさんはもうちょっと官能的(?)な響きが欲しいと考えられているようです。
これ以上は書けませんが、さらなる計画もあるような…(う~ん、ちょっと欲が深すぎるような気がしますが…(笑))

いろいろなソフトを聴かせていただいたので、今後購入したいDiscリストがかなり増えてしまいました。(^^;)
コンセルトへボウのショスタコーヴィチ7番はすぐにでも買いたい…。
[:image3:]
グリモーのブラームスピアノコンチェルト1番の2楽章、いい感じでした。
[:image4:]
これも買いたいけれど最近グラモフォンの音源はBlurayオーディオのHi-bit、Hi-samplingで出始めているのでもう少し待ってみるかどうか…。

RICHEBOURGさん、お忙しいところ時間を割いていただいてありがとうございました。おかげさまで楽しい時間を持つことができました。
次回はぜひ拙宅にもお越しください。

なお、オリジナルの記述はRICHEBOURG公国の秘密保護法に抵触したため、一部修正を入れました。(う~ん、書きたかった。)
これでもまだ問題の場合には更なる修正、削除を実施いたしますのでお知らせください。
(既に遅い?? スミマセン m(_ _)m )

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