QNAPのHS-251というNASを導入してネットワーク・オーディオへ踏み出したのはいいのですが、目標のマルチ・チャンネル・ファイルの再生ができなくて困っていました。
ラックの上段にちょこんと載っているのがHS-251。
[:image1:]
が、昨日やっとHS-251からのストリーミング再生でHDMIを通してのマルチ・チャンネル・ファイルの再生ができるようになりました。
それまでできることが確認されていたのは、176.4KHz/24bitのPCMステレオ再生と192KHz/24bitのマルチ・チャンネル・ファイルが2chソフトとして再生されること。
受け側のAVセンター、オンキョーのTX-NA809の取説にはHDMI経由でのマルチ・チャンネル再生ができると書かれていたので、送り出し側を疑っていたのですが、原因がわからないでいました。
昨日、HS-251上で動作するHDMIのストリーミング再生アプリのHD PlayerのSettingの確認をしていたところ、SystemのAudio Outputのところの設定が2.0chになっているのを発見しました。これを5.1chに直したところ、192KHz/24bit、4.0chのwavファイル、192KHz/24bit、5.1chのFLACファイルが再生できることがわかりました。
Settingの画面。5.1chに直したところ。
[:image3:]
以下の写真はHD Playerの再生時のHDMI経由の画像。
[:image2:]
ヤレヤレです。
このSettingのところには ‘Advanced user only’ という警告文があるので初心者の私がいじってはいけない場所みたいで今までは恐る恐る少し覗いてみただけでした。チラ見した限りではあまりそれらしき項目を発見できなかったのです。
早速、192KHz/24bit、4.0chのwavファイル、RMEの非売品のデモソフトのStravinsky、The Firebird 組曲を通しで聴いてみました。
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さすがにRMEのデモソフトだけあって、広大なダイナミックレンジの録音。
コンプレッサーは全く使用していないものと思われます。
この曲は低い弦で静かに始まるのですが、ここでヴォリュームの設定を間違えると終曲でひっくり返ることになります。
24bitのダイナミックレンジをフル活用した素晴らしい録音ですが、再生装置や部屋も含めてかなり大きな最大音圧を出せる環境でないと再生困難でしょう。
つまり、終曲で再生可能な音量レベルにヴォリューム調整すると出だしのピアニシモがよく聴こえないなんてことになりそうです。
ああ、よかった。やっとここまで来ました。
一時は元住ブレーメンさんに紹介いただいたOppoの導入まで検討していたのですが、これはいったん保留です。
ただ、Oppoのマルチ・チャンネル再生機能は他社よりもかなり進んでいるようなので、次期のユニバーサル・プレーヤーとしては第一候補になると思われます。
これから少しづつHS-251に音楽ファイルをため込んでいきたいと思っています。
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