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ネットワーク・オーディオの闇

日記・雑記
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ネットワーク・オーディオを始めて改めて思い知らされたのは、これはもはやコンピュータの世界であること。

まあ、冷静に考えれば当たり前なんですけれど…。
つまり、接続される機器の相性の問題で期待される動作ができない場合があること。

私の場合、本格的なNASを導入する前に現有機器のBlu-rayレコーダーとAVアンプとでネットワーク・オーディオが構築できるはずという情報のもとにいろいろトライしてみたのですが…

具体的にはパナソニックのBDレコーダー Diga、DMR-BRZ1000とOnkyoのAVアンプ、TX=NA809のコミュニケーションの問題。

[:image1:]

[:image2:]

e-onkyoやパナソニックのHP上でDMR-BRZ1000はNASとして機能するという情報があったので、DLNA経由での音楽ファイルの再生を試みたのですがうまくいきません。

DigaからはOnkyoが見えるのに、OnkyoからはDigaが見えない。
DigaはWindoesのPCからは見えて、PCからのファイル転送はできたのだけれど、なぜかOnkyoからはそれが見えない。
まずはOnkyoの消費者相談室に電話したところ、「Digaの問題でしょ」という返答でにべもない。

パナソニックに電話すると、窓口の担当者では回答が難しいので改めて電話するとのこと。こちらはいつも電話に出られるかわからないのでメールで回答もらえないか頼んだのだけれど、その窓口ではメールでの回答は扱っていないので電話のみでの対応しかできないのだという。しょうがないので、電話を待っていたら数日後に電話があった。応対者は女性で電話の指示通りその場で実際にDigaを操作して確認する。結局一通りやってみたのだけれど、やはりOnkyo TX=NA809からはDigaが認識できない。
担当者は申し訳なさそうに、パナソニックとしてはこれが最初のネットワーク対応機種なのでまだ完全ではないと言っていた。DLNA自体が発展途上の規格なので他社製品との動作確認を行うところまで行っていないのが現状らしい。
正直だ。そういわれるとしょうがないと思うしかない。
問題解決に至らなかったのは残念だけれど、パナソニックの対応自体は好感が持てた。

まさにPCと周辺機器間に起こるのと同じような問題が起きているらしい。
今回は現有機器でこんな使い方ができるらしいという情報のもとにできればラッキーくらいの気持ちで取り組んだのでまあしょうがないとあきらめがついたのだけれど、これが最初からその機能が目的でこれらの機器を買ったのだとしたらちょっと話は別。

機器の相性は購入前に販売店などで確認できればいいのだけれど、それもなかなか難しい。このあいだ、某販売店に購入を考えている機種の相性確認ができるか問い合わせたら、購入が前提であれば何とか対応しますが…という返答。
う~ん、何か変。
なじみの客ではないからしょうがないのか…
(数年に一度くらいしか買わないからなじみになりようがないのですが…)

というわけでネットワーク機器の機種選びは難しい…。
ネット上で検索して機器の組み合わせの動作情報があれば安心なのですが、そういう情報があることはむしろまれなので…。

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