Yokkun邸訪問記

日記・雑記
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5月29日、Harubaruさんと一緒にYokkun邸に行ってきました。

最寄駅前で待ち合わせた後、まずはご近所のインド料理店でカレーの昼食。
Yokkunさんは辛さランクの一番下の甘口を選択。私とHarubaruさんはその一つ上の普通を選択。私は結構辛いの好きなので最初もう一つ上のランクの中辛を選ぼうとしたのですが、インド系のウェイターが私は「普通」を選んでますというのを聞いて怖くなり、普通にしました。辛さは全部で確か7ランクくらいあり、最高が激辛だったと思いますが、結果的に「普通」を選んで正解でした。これでも十分辛かったのです。
おいしかったです。Yokkunさん、ごちそうさまでした。

あ、この日記はお食事のレポートではなかったのでした。
ちょっと気合を入れなおして… (^^;)
Yokkun邸は横浜市郊外の美しい街並みの住宅地にあるマンションの1室。
リスニングルームはリビングを兼ねています。

システムはかなり複雑で、私にはうまく説明できそうにありません。詳細なシステム構成はYokkunさんの日記のコチラでご確認ください。
きれいなシステム図なのですが、複雑すぎて私にはまだよくわからないのですが…。 (^^;)

まず、同じ曲でフロントの3種類のスピーカーを聴かせていただきました。

[:image1:]

これで何となくその3種の性格の違いが判りました。
まず、同軸2WayのコンパクトなKEF LS50。解像度が高くちょっと華やかな感じ。
そして、卵形のフルレンジEclips TD508 MK3 + Murata ES105A SUONO はフルレンジらしい極めて自然な感じ。
そして、メインのFAL C90EXW は繊細で解像度が高くなおかつ自然な感じ。
このFALは不思議な形のSTW、KitHit HIT-ST10 のサポート付き。
サブ・ウーファのKEF Reference 209はすべてのシステムをサポートしているようです。

これ以降はメインのFAL C90EXWを中心とシステムで聴かせていただきました。

お聴かせいただいたのは以下の曲。

[:image5:]

[:image6:]

センターに置かれた一人用の王様シートに座って聴いているとあまりの心地よさにあやうく眠りに落ちそうだったのですが…。
全体を通して強く感じたのは、FALの繊細さ、スムースさ。
私の持参した生録のピアノとヴァイオリンも聴いたのですが、ピアノの硬質な高音の打鍵音もきっちり再現しますし、ヴァイオリンもヒステリックにならないし…。
この繊細な高音はFALの高音を受け持つハイル・ドライバの貢献が大きいのかと思ったのですが、クロス・オーバー周波数が10KHzだということをお聞きしてビックリしました。FALの平面SPユニットはほとんどフルレンジ的に使われていてコイルなどのネットワーク素子が入っていないとのこと。わずかにハイル・ドライバーに低域カット用のコンデンサがシリーズに入っているだけのようです。
平面ユニットの周波数特性がいいのと高域の減衰が自然だからできることなのだと思います。
というわけであの繊細さは平面ユニットがかなり寄与しているものと思われます。
女性ヴォーカルの自然さもほとんどフルレンジのこのユニットのおかげでしょう。

Yokkunさんのお好みは女性ヴォーカルやオルガン、チェンバロ、ヴァイオリンなど癒し系の楽曲のようです。
マンションということで音量はそれほど大きくはありませんが、これらの曲では非常に心地よく聴けますしサラウンドではさらに包み込まれる感じです。
それとDVDオーディオのディスクのコレクションはうらやましい !!
DVDオーディオの音、好きなんです。
今や滅びたDVDオーディオですが、ディスクはプレミアムがついて高値で取引されているものも多いようです。

映像付きのソフトも見せていただいたのですが、ちょっと発見がありました。
手嶌葵さんのDVDアルバム、虹の歌集の「The Rose」、このプロモーション・ビデオでは手嶌さんが録音用のヴォーカル・マイクを前に歌っている映像と場末の(?)スナックのカウンターで一人飲んでいる外国人らしい女性の後ろ姿が交互に流れるのですが、スナックの場面でカメラが少し移動するとお店の端のアップライト・ピアノで弾いているピアニストの後ろ姿が映ります。ピアノの伴奏はそのピアニストが弾いているというイメージなのです。
この音源は私が持っているハイレゾ版の「I love cinema」と同じだと思うのですが、伴奏のピアノ録音が、どうも冴えなくて私は好きになれなかったのですが、ピアノの音は、この映像のアップライト・ピアノのイメージに合うようにわざとこんな音にしたのかと、妙に納得してしまいました。(笑)
そういえば「I love cinema」の中のロミオとジュリエットのピアノ伴奏の音はもっとクリアで冴えた感じだったので、「The Rose」のみアップライト風にまとめたと考えるのが妥当なのかもしれません。

それと、Cris Bottiのボストン・ライブの映像で、このコンサートの共演者がヨー・ヨー・マを始めそうそうたるメンバーだったことを知りました。他で聴かせていただいたときには気がつきませんでした。 (^^;)
ボストンのクラシックなホールの雰囲気も素晴らしく、映像付きで聴くのもなかなかいいものです。

最後に写真を追加。
これはフロント向かって左の機器のラック。
ウラの接続はかなり複雑なのだと思われます。

[:image2:]

これは左のリア。

[:image4:]

ピュア・ミュージックのサラウンドには KEF Reference 205/2 が使われています。

この後、近所の居酒屋さんで反省会(?)を行いました。
仕事で海外に行く機会が多かったYokkunさんやHarbaruさんと海外での話などオーディオ以外でも盛り上がり(オーディオの話、したっけ?? 笑)楽しい時間をすごしました。

Yokkunさん、Harubaruさん、ありがとうございました。

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