2011年にロシアで開発が始まった高音質プレイヤー Album Player を紹介します。単体PCでUSB直結KS(カーネルストリーミング)でもトップクラスの音質で、私見ではありますがDirettaと組み合わせると最高音質となります。DeltaWaveの計測でもたいへん低ジッターです。
登場する法人個人との利害関係は一切ありません。以下の内容は私の環境でのことであり、他の環境では保証できません。
フリーソフトでWindowsXPから10まで対応、CDとDVD-Audioディスクの再生も可能、UPnPレンダラー機能もあります。音質最優先のためインターフェースは控えめで素朴ですが、アートワークはスライドショー形式で切り替わります。
Album Player 2.111 64bit版の動作はたいへん軽く、Diretta Sync_Lowest と組み合わせるとCPU使用率が時に 0% になります。CPU負荷軽減すればそれだけ音質向上につながります。
クラシック向きに緩やかになる設定は以下の通りです。ap2config_x64.exeファイルをダブルクリックすると全体設定画面になります。
Output module>EXTRAS ASIO で現れる Select Audio Device>Preload buffer>2048KB に上げています。これはDVD-Audioディスク再生での音切れを防ぐためです。CDおよびファイル再生は初期設定256KBのままで問題ありません。asio_x64_config.exeがASIO設定画面です。
Playback mode>Direct Input ではプレイヤー側のバッファは省かれ、レイテンシー良好となります。クラシック向きということで Period of system timer と Priority process はノーマル状態です。Selecting cores>Double Core に固定したほうが私の環境では安定しました。
お好みのHotKeys設定(複合キーは Ctrt と Alt のみ)でブラインドによるキーボード操作ができますので、使い勝手は悪くないです。
右クリックによるコンテキストメニュー操作の解説は次回とします。
Album Player 詳細は以下の記事を参照ください。
みみず工房記事 2020/10/15(PC_Audio) Album Player(1)
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