応接室はMacでUPnPオーディオです。ハブやルーターは省いてレンダラーと光LAN直結、バッファを切り詰めてネットワークの設定を見直しました。foobar2000 for Mac 2.6 Previewが進化したため、インシュレーターによる音質変化に対し専用室並みに敏感となりました。その結果、満足できる納得のサウンドに仕上げることができました。
ロキシー・ミュージックの1972年ファーストアルバム Roxy Music ですが、アビーロードスタジオ・リマスター2018年の音質が素晴らしいです。マルチトラックや録音素材まで遡りアナログ補正しているようで、ビートルズのリマスター並みの鮮度に蘇っています。
foobarの再生画面とクイックルックでリマスターCD盤面を表示。スペースキーで表示し矢印キーで次々切り替え可能、画像もネット画面もテキストも対応アプリ起動することなく直接見られます。とても簡単で便利な上、ビューワーやブラウザーなど対応アプリ起動時のCPUとメモリ消費がないので音質に影響しません。
1973年の For Your Pleasure のHDCDはアナログマスター補正なしでそのままHDCDリマスターしたようで、ダイナミックレンジだけ広がっています。HDCDはdBpowerampでDSP追加してリッピングするか、XLDでリッピングしたファイルをDSP追加してコンバートします。デコード後24bit44.1kHzのファイルとなりビットレート欄にDVDと表示されます。(16bit44.1kHzのファイルはCDと表示)
システム機能拡張 >キーボード >ショートカット >アプリケーション でキーアサインし「オプション+矢印キー」で操作しています。
バッファは最小でレイテンシー最良、Decorderも必要最低限だけアクティブにしています。
MoOdeレンダラーもバッファ最小でレイテンシー最良、Startup optionsもラズパイ3B+に最適化しWiFiなど不要な機能は全部オフ。
音質向上に最も効果があるのがネットワーク設定です。
Macminiマザーボードのイーサネットとレンダラーを直結、USB-LANアダプターでインターネットにつないでますので、不要なWi-Fiその他は停止しています。
通信速度は最低で通信方式も最低負荷です。私の環境ではこれが最高音質となりました。I2S-HDMIも現在入手可能な最低速度のケーブルHDMI ver1.4が最高音質となりましたので、通信速度が音質に及ぼす影響は大きいと思います。
直接的には、光LAN変換器を含めたレンダラー側の負荷とその変動によるノイズとジッターの低減です。
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